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Interstage Application Server V12.0.0 ディレクトリサービス運用ガイド
FUJITSU Software

C.3.3 マスタサーバのリポジトリの修復

レプリケーション運用中にマスタサーバのリポジトリを修復する場合、マスタサーバのリポジトリのバックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)を使用することにより、リポジトリをバックアップ時の状態へ修復することができます。バックアップディレクトリ(Solaris、Linuxではバックアップファイル)がない場合は、レプリケーション形態を再構築する必要があります。

  

バックアップがある場合

RDB製品のバックアップ・リストア/リカバリ機能を使用して、データベース内のデータをバックアップ時の状態へ修復することができます。

  

【マスタサーバでの操作】

  1. 修復するリポジトリを停止します。

  2. 手順1で停止したリポジトリを削除します。

  

【スレーブサーバでの操作】

  1. 修復対象のリポジトリを停止します。

  2. RDB製品のバックアップ・リストア/リカバリ機能を使用して、データを修復します。

  3. 修復したリポジトリを起動します。

【マスタサーバでの操作】

  1. 環境構築時にバックアップしたマスタサーバ側リポジトリの資源をリストアします。ireprestsysコマンドを使用し-confonlyオプション指定でリストアします。

  2. RDB製品のバックアップ・リストア/リカバリ機能を使用して、データを修復します。

  3. 停止したマスタサーバ側リポジトリを起動します。

バックアップがない場合

  

  

【マスタサーバでの操作】

  1. 修復するリポジトリを停止します。
      

【スレーブサーバでの操作】

  1. 修復するマスタサーバ側リポジトリと同名のリポジトリを停止します。
      

  2. 停止したリポジトリを削除します。
      

【マスタサーバでの操作】

  1. マスタサーバで停止したリポジトリを削除します。