資源ファイルへの不正アクセス
Interstage JMSでは、以下のような環境定義ファイルを保持しています。
JNDI定義ファイル(fjmsjndi.ser.*) (注1)
JMS不揮発化ファイル(fjmsmng.ser.*、fjmsdsubXXXX.ser、lock\.XXXX) (注1)
クラスタ環境定義ファイル(fjmscluster.ser) (注1)
コンソールログ(fjmsconsole.log) (注2)
注1) ファイルの格納先については、「運用ガイド(基本編)」の「バックアップ・リストア対象資源」を参照してください。
注2) ファイルの格納先については、「J2EE ユーザーズガイド(旧版互換)」の「Interstage JMSの異常時の対処」-「コンソールログ」を参照してください。
これらのファイルは悪意のある人(またはマシン)による不正アクセスという脅威にさらされる可能性があります。
これらのファイルを脅威にさらさないためには、そのファイルを一般ユーザからはアクセスできないようにするという対策があります。このために、それらのファイルに対して管理者権限をもつユーザ(Solaris/Linuxシステムではスーパユーザ、Windows(R)システムではAdministrator)のみがアクセス可能であるという設定をすることをお勧めします。
なお、イベントサービスのセキュリティ対策についても行う必要があります。イベントサービスについては、「2.6 イベントサービスに関する対策」を参照してください。