OTSシステムが動作するホストか、リソース管理プログラムだけが動作するホストかを、以下から選択して指定します。大文字で指定してください。
OTSシステムおよびリソース管理プログラムが動作するホストの場合:“SYS”
OTSシステム動作環境のセットアップ、リソース管理プログラムの動作環境のセットアップ、およびシステムログファイルの作成を行います。
リソース管理プログラムだけが動作するホストの場合:“RMP”
リソース管理プログラムの動作環境のセットアップだけを行います。
注)“RMP”を設定してセットアップした環境では、OTSシステムを起動できません。
Interstage動作環境定義ファイルの“OTS Setup mode”に相当します。
“RMP”を設定する場合、リソース管理プログラムを正しく動作させるために、OTSシステムが動作するホストのネーミングサービスを参照する必要があります。以下のどちらかの方法でセットアップを行ってください。
“RMP”を設定すると同時に、OTSシステムが動作しているホストの“HOST”/“PORT”/“LOCALE”を指定してセットアップを行います。この場合、ネーミングサービスはOTSシステムではなく、“RMP”を設定したホストのネーミングサービスが利用されます。“RMP”を設定したホストとOTSシステムが動作するホストのネーミングサービスをそれぞれ独立させて運用させることが可能となります。
isinitコマンドに“type3”を指定してInterstageの初期化(NS Use/NS Host/NS Port Number/NSに、OTSシステムが動作するホストのネーミングサービスを設定)を行った後、“RMP”を設定してotssetupコマンドでセットアップを行ってください。これにより、OTSシステムが動作するホストと“RMP”を設定したホストのネーミングサービスは、共有されます。
注意
“SYS”を設定したホスト同士のネーミングサービスを共有することはできません。必ず1つのネーミングサービスには1つの“SYS”を設定したホストになるようにしてください。“RMP”を設定する場合は、複数のホストでネーミングサービスを共有できます。
“RMP”を設定した場合、otsstartコマンドではOTSシステムを起動できません。otsstartrscコマンドでリソース管理プログラムの起動だけを行うことができます。