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Interstage Application Server V12.0.0 チューニングガイド
FUJITSU Software

10.5.8 クラッシュダンプ・コアダンプ

Javaアプリケーションが異常終了(プロセスが消滅)したときに、各OS上に用意されたクラッシュダンプやコアダンプを採取することにより、異常終了の原因を調査することができる場合があります。

10.5.8.1 クラッシュダンプ

Windows(R)上で異常を調査する場合に採取する、クラッシュダンプの採取方法を説明します。

クラッシュダンプの採取には、Windowsエラー報告(Windows Error Reporting(WER))の機能を使用します。

次の例を参考にして、WERを設定してください。

WERの設定例

  1. MS-DOSコマンドプロンプトなどで“regedit”コマンドを投入し、レジストリエディタを起動します。

  2. 「HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting\LocalDumps」キーを作成します。

  3. LocalDumpsキーにREG_DWORD型でDumpTypeという値を作成し、「2」を設定します。

WERに関する設定の方法については、以下の情報も参照ください。

  • 富士通製サーバ製品の場合:

    http://primeserver.fujitsu.com/primergy/soft/ssupportguide/

  • 上記製品以外の場合:

    http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb787181.aspx

10.5.8.2 コアダンプ(Solaris)

Solaris上でのコアダンプ採取のための注意事項を説明します。

コアダンプが出力されない場合の確認

コアダンプが出力されない場合の原因として、システムリソース等の問題がまず考えられます。カレントディレクトリの書込み権、ディスク容量、limit(1)コマンド結果を確認してください。

10.5.8.3 コアダンプ(Linux)

Linux上でのコアダンプ採取のための注意事項を説明します。

コアダンプが出力されない場合の確認

コアダンプ出力設定方法