MessageQueueDirectorを用いたシステムの運用時には、MQDのシステム数およびMQDの上位サービスの種類などによりシステム資源を拡張する必要があります。ここでは、以下について説明します。
■システムパラメタ
MessageQueueDirectorが使用するシステムパラメタのチューニングについて説明します。
システムパラメタの変更方法や、各パラメタの意味については、“■システムパラメタについて”を参照してください。
共用メモリ
パラメタ | 種類 | 必要数 |
---|---|---|
kernel.shmmax | 設定値 | 134,217,728 以上 |
kernel.shmmni | 加算値 | 100 × MQDシステム数 |
セマフォ
パラメタ | 種類 | 必要数 |
---|---|---|
para1 | 設定値 | 29 |
para2 | 加算値 | MQDシステム数 × 29 |
para3 | 設定値 | 29 |
para4 | 加算値 | MQDシステム数 × 256 |
メッセージキュー
パラメタ | 種類 | 必要数 |
---|---|---|
kernel.msgmax | 設定値 | 16,384 以上 |
kernel.msgmnb | 設定値 | 32,768 以上 |
kernel.msgmni | 加算値 | 9 × MQDシステム数 |