旧バージョン・レベルと同じサービス(機能)を使用する場合の資源移行について説明します。
本製品では、J2EEアプリケーション実行環境、およびJava EE 6アプリケーション実行環境をEnterprise Editionのみで提供しています。Java EE 5アプリケーション実行環境は提供していません。このため、"移行方法"に示す表で○(移行できます）のケースでも、移行元の製品でJ2EEアプリケーション実行環境、またはJava EE 6アプリケーション実行環境を使用している場合は、本製品のEnterprise Editionへ移行してください。また、Java EE 5の資源は移行できません。
移行方法 
本製品のバックアップおよびリストア機能を使用すれば、旧バージョン・レベル(V3.0以降)の運用環境を移行できます。
旧バージョン・レベルから本バージョン・レベルへの移行は、下記のエディション間で行えます。
| 移行先(本製品) | |||
|---|---|---|---|---|
Web Package (注) | SJE | EE | ||
移行元 | Web Package (注1) | ○ | － | － |
WS | － | ○ | ○ | |
WJE | － | ○ | ○ | |
PL | － | ○ | ○ | |
SJE | － | ○ | ○ | |
SE | － | － | ○ | |
EE | － | － | ○ | |
○:移行できます －:移行できません
WS : Interstage Web Server(～V10.x)、またはInterstage Web Server Express(V11.x～)
WJE: Interstage Application Server Web-J Edition
PL : Interstage Application Server Plus
SJE: Interstage Application Server Standard-J Edition
SE : Interstage Application Server Standard Edition
EE : Interstage Application Server Enterprise Edition
注) Interstage Application Server Standard-J Edition、Interstage Application Server Enterprise Editionに付属するWeb Packageです。
以降の項で、バックアップおよびリストア機能を使用した移行の手順について説明します。
移行方法 
Interstage Application Serverのバックアップおよびリストア機能を使用すれば、旧バージョン・レベルの運用環境を移行できます。
旧バージョン・レベルから本バージョン・レベルへの移行は、下記のエディション間で行えます。
| 移行先(本製品) | ||
|---|---|---|---|
SJE | EE | ||
移行元 | SJE | ○ | ○ |
EE | － | ○ | |
○:移行できます －:移行できません
SJE: Interstage Application Server Standard-J Edition
EE : Interstage Application Server Enterprise Edition
以降の項で、バックアップおよびリストア機能を使用した移行の手順について説明します。
