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Interstage Application Server V12.0.0 移行ガイド
FUJITSU Software

1.1 推奨(標準インストール)環境への移行

本製品ではJavaアプリケーションの実行環境として、Java EE 6アプリケーションの実行環境、Java EE 7アプリケーションの実行環境、およびJ2EEアプリケーションの実行環境を提供しています。Java EE 5アプリケーションの実行環境は提供されません。
Java EE 7アプリケーションの実行環境を本製品では推奨しており、標準インストールでインストールされます。
Java EE 6アプリケーションの実行環境、およびJ2EEアプリケーションの実行環境は、旧製品から移行するための互換機能としてInterstage Application Server Enterprise Editionでのみ提供しています。Java EE 6アプリケーションの実行環境、およびJ2EEアプリケーションの実行環境は、将来的には提供を停止する予定ですので、Java EE 7アプリケーションの実行環境への移行をご検討ください。

J2EEアプリケーションの実行環境とJava EE 7アプリケーションの実行環境、およびJava EE 5アプリケーションの実行環境とJava EE 7アプリケーションの実行環境の間には、ユーザ資源に互換性がないためバックアップ・リストア機能による移行は行えません。
Interstage Java EE 7管理コンソールまたはasadminコマンドでIJServerクラスタを作成した後、アプリケーションを配備しなおしてください。
運用の違い、および機能/定義項目の対応の詳細については「Java EE 7 設計・構築・運用ガイド」の「J2EEからJava EE 7への移行」、および「Java EE 5からJava EE 7への移行」を、Java EE 7の運用については「Java EE 7 設計・構築・運用ガイド」を参照してください。