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Interstage Studio V12.0.0 ユーザーズガイド
FUJITSU Software

まえがき

Interstage Studioは、Java EE 7のWebアプリケーションやEnterprise JavaBeans (EJB)などの開発に対応したJava統合開発環境です。現在広く使われているオープンソースの開発環境Eclipseをベースにしており、業界標準の操作性で開発を行うことができます。J2EE1.4およびJava EE 6のアプリケーション開発も可能ですが、Java EE 7を推奨します。

本書の目的

本書は、ワークベンチが提供する機能について、開発方法、操作手順、開発時の留意事項を説明しています。

本書の読者

本書は、ワークベンチを使って、各種アプリケーションを開発する人のために必要な事項を説明しています。
本書は、読者がJava EE 7のWebアプリケーションやEJBなどに関する基本的な知識があることを前提としています。

本書の構成

目次タイトル

記載内容

第1章 ワークベンチの概要

エディタやビューなどのワークベンチの構成要素、ワークスペースやプロジェクトなどの開発資産の形式、および、ワークベンチの基本的な操作について説明します。

第2章 Webアプリケーションを開発する

Webアプリケーションの概要および、Webアプリケーションの作成方法について説明します。

第3章 Enterprise JavaBeans (EJB)を開発する

Enterprise JavaBeansの概要および、Enterprise BeanとEJBクライアントアプリケーションの作成方法について説明します。

第4章 Java Persistence APIを使用したアプリケーションを開発する

Java Persistence APIの概要および、JPAを使用したアプリケーションの作成方法について説明します。

第5章 Webサービスのアプリケーションを開発する

Webサービスの概要および、Webサービスアプリケーションの作成方法について説明します。

第6章 Java EE 7アプリケーション共通事項

Java EE 7アプリケーションを作成するうえでの共通事項について説明します。

第7章 Javaアプリケーションを開発する

Javaアプリケーションの概要および、Javaアプリケーションの作成方法について説明します。

第8章 データベースを操作する

データベースの概要および、データベースの操作方法について説明します。

本章で説明する機能は、各製品から提供されているJDBCドライバの仕様により、正常に動作しない場合があります。データベースの内容に対する作成、更新、削除などの操作は、各製品から提供されているツールやアプリケーションの利用をお勧めします。

第9章 Tips

ワークベンチを使用するうえでの便利な機能や、Java EEのアプリケーションプログラミングでの留意事項について説明します。

付録A サンプルの使用方法

提供しているサンプルについて説明します。

付録B 旧資産からの移行

旧バージョンのワークベンチで開発した資産の移行について説明します。

付録C J2EE1.4アプリケーションの開発について

J2EE1.4アプリケーションの開発方法について説明します。

付録D トラブルシューティング

ワークベンチで発生する問題を解決する方法について説明します。

付録E チュートリアル

アプリケーションの開発手順を例題を使用して説明します。

本書の読み方

本書は、Java EE 7およびJ2EE 1.4アプリケーションの開発方法を説明しています。

Java EE 6アプリケーションを開発する場合は、"Interstage Studio ユーザーズガイド Java EE 6編"を参照してください。

本書では主にIJServerクラスタの使用例を記載しています。IJServerクラスタとInterstage Java EE 7 DASサービスの両方で利用できる機能があります。機能差や使い分けについては、"Interstage Application Server Java EE 7 設計・構築・運用ガイド"を参照してください。

また、Java EEアプリケーションを開発する場合には、"Interstage Application Server Java EE 7 設計・構築・運用ガイド"の"Java EEアプリケーションの開発"を、J2EEアプリケーションを保守する場合には、"Interstage Application Server J2EEユーザーズガイド(旧版互換)"をあわせてお読みください。

本書の表記について

本書は以下の表記方法で記述しています。

注意

ワークベンチの画面、メッセージ等の日本語は、Pleiadesプラグインを使用して表示しています。そのため、マニュアルの用語と異なる場合があります。

  • カタカタ用語末尾の長音

  • 連続するカタカナ単語の区切り方

Interstage Application Serverに関する注意事項

Interstage Application Serverの操作はWindowsで記載しています。Windows以外のプラットフォームでの操作や、Interstage Application Serverの注意事項、制限事項は、Interstage Application Serverのマニュアルを参照してください。

Symfoware Serverに関する注意事項

輸出管理規制について

本ドキュメントを輸出または第三者へ提供する場合は、お客様が居住する国および米国輸出管理関連法規等の規制をご確認のうえ、必要な手続きをおとりください。

登録商標について

出版年月および版数

出版年月および版数

マニュアルコード

2017年 7月 初版

B1WD-3416-01Z0(00)/B1WD-3416-01Z2(00)

著作権表示

Copyright 2017 FUJITSU LIMITED