「保守」タブではログ出力件数や、FAX手順動作の調整について設定します。
図3.19 K端末FAXサポートの設定(「保守」タブ)
FAX装置への送信ログをリストビューに表示する件数を指定します。
0~100件の範囲で指定します。(初期値:20件)
0を指定した場合、リストビューには何も表示されません。
FAX装置への送信ログをファイルに出力する最大件数を指定します。
100~5000件の範囲で指定します。(初期値:1000件)
ログ出力ボタンをクリックした場合に出力されるログファイルの名前を表示します。
ログファイルには、一般のFAXログファイルと詳細なFAXログファイルの2種類があり、ファイルの出力先とデータの一部が異なります。
なお、詳細なFAXログファイルを出力できないユーザーがK端末FAXサポートを使用している場合、画面の「詳細:FAXLOGF2.TXT」の右側に「 <注>このユーザーでは出力できません 」と表示されます。
図3.20 詳細なFAXログファイルを出力できないユーザーの場合の表示
FAXログの詳細については、「第4章 K端末FAXサポートのFAXログ」を参照してください。
FAX送信を行う場合のEOL送信個数を指定します。
6~128個の範囲で指定します。(初期値:20個)
EOLは1ラインの終了を示す符号であり、6個連続すると1ページ内のイメージデータの終わりを示すRTC符号となります。EOLは通信時に欠落することがあるため、多めに設定することでエラーが少なくなります。ただし、多く設定しすぎると通信時間が長くなりますので注意してください。
通常は何も入力する必要はありません。
しかし、キーワードを設定することで、保守機能等の特殊な動作を設定することができます。
複数のキーワードを指定する場合は、次のようにカンマで区切って指定してください。
NOMARK,xxxxx |
指定するキーワードの順番は任意です。
なお、設定を変更した場合は、K端末FAXサポートを再起動してください。
設定するキーワード | |
動作 | [デフォルト動作] [キーワード設定時動作] 送信イメージデータの四隅にマークを印刷しません。 |
留意事項 | 四隅L型マークについては、「第5章 電話番号拡張機能(KFAX特殊文字)」の「データ出力モード」をご覧ください。 なお、マーク印刷は「データ出力モード」の指定が優先します(表5.2 データ出力モードの決定参照)。 |