スーパーユーザー
/opt/FJSVclora/bin/clorabr { backup | restore } [ -d backup_directory ]
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle は、PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストア機能 (cfbackup/cfrestore) に対応していますが、本コマンドにて、PRIMECLUSTER Wizard for Oracle のみの設定情報をバックアップ/リストアすることもできます。
注意
PRIMECLUSTER システムのバックアップ/リストアは、「PRIMECLUSTER 導入運用手引書」を参照してください。
バックアップ/リストアする情報
/opt/FJSVclora/etc/FJSVclora.pwd
/opt/FJSVclora/etc/clgetoralog.conf
/opt/FJSVclora/usr/*
PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報をバックアップします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にバックアップされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報は、指定されたディレクトリまたは本コマンド実行ディレクトリ (カレントディレクトリ) 上のFJSVclora 内に格納されます。(例えば、カレントディレクトリが /var/tmp のときに本コマンドを実行すると、/var/tmp/FJSVclora 配下にバックアップ情報が格納されます。)
以前バックアップしていた PRIMECLUSTER Wizard for Oracle の設定情報をリストアします。本オプションを指定して実行したとき、標準出力にリストアされるファイル一覧が表示されます。バックアップされた情報が指定するディレクトリまたは、本コマンド実行ディレクトリ (カレントディレクトリ) 上の FJSVclora 内に存在することを確認してから実行してください。(例えば、/var/tmp/FJSVclora 配下にバックアップ情報が格納されている場合、/var/tmp に移動した後に本コマンドを実行してください。)
注意
リストアできる設定情報はPRIMECLUSTER Wizard for Oracle の以下のバージョンです。
4.2A00
4.2A01
4.2A02
4.3A10
4.3A20
4.3A30
4.3A40
4.5A00
バックアップ先または、リストアするデータの格納先ディレクトリをフルパスで指定します。バックアップ時には、指定されたディレクトリ上に FJSVclora ディレクトリが作成されデータが格納されます。リストア時には、指定されたディレクトリ上の FJSVclora ディレクトリからデータがリストアされます。指定しない場合、コマンドを実行するカレントディレクトリ上でバックアップ、リストアされます。
0 : 正常終了
0 以外 : 異常終了