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ETERNUS SF AdvancedCopy Manager 16.5 運用ガイド
FUJITSU Storage

14.2.9 stgxfwcmdisppat(パーティション情報表示コマンド)

名前

stgxfwcmdisppat - パーティション情報の表示

形式

プログラムディレクトリ\bin\stgxfwcmdisppat -n サーバ名 -d デバイス名

機能説明

AdvancedCopy Managerで管理しているデバイスを構成するパーティションの情報を表示します。
本コマンドは、運用管理サーバで実行する必要があります。

表示される情報は以下のとおりです。
なお、表中の"SDX"または"SDXオブジェクト"は、SafeDISKまたはPRIMECLUSTER Global Disk Services(以下、“GDS”)の用語です。

タイトル

説明

Partition

Solarisサーバの場合

RAWデバイス名を表示します。
SDXオブジェクトのスライス単位の場合は、RAWデバイス名:c?t?d?の形式で表示します。

Windowsサーバの場合

ETERNUS ディスクアレイ上に存在する場合、stgxfwcmdispdevコマンドのDeviceと同じ内容を表示します。
ETERNUS ディスクアレイ上に存在しない場合、以下の形式で表示します。

MBRディスクの場合

S?p?
S?:シグネチャ(8桁の16進数)
p?:パーティション番号(*1)

GPTディスクの場合

G?p?
G?: ディスクのDiskId(32桁の16進文字列)
p?: パーティション番号(*1)

(*1)ディスク内のパーティションの順序番号です。パーティションとは、ディスクアドミニストレータにおける以下の内容を指します。
また、番号はディスクアドミニストレータ上の左から右に向かって数えた時の番号です。

  • プライマリパーティションの場合は、当該パーティション全体

  • 拡張パーティションの場合は、当該パーティション内の論理ドライブ

HP-UXサーバの場合

RAWデバイス名、または、LVM配下のボリュームグループ名を表示します。

Linuxサーバの場合

RAWデバイスを作成している場合はRAWデバイス名、作成していない場合はブロックデバイス名を表示します。

スライス単位のSDXオブジェクトの場合は、以下のどちらかの形式で表示します。

  • RAWデバイス名:sdxinfoのDEVNAMの値が指すudevデバイス名

  • RAWデバイス名:sdxinfoのDEVNAMの値

AIXサーバの場合

RAWデバイス名、または、LVM配下のボリュームグループ名を表示します。

Identifier

Solarisサーバの場合

ブロックデバイス名を表示します。
SDXオブジェクトのスライス単位の場合は、ブロックデバイス名:c?t?d?の形式で表示します。

Windowsサーバの場合

AdvancedCopy Managerが内部的に管理しているデバイス名を表示します。
stgxfwcmdispdevコマンドのDeviceと同じ内容を表示します。

HP-UXサーバの場合

ブロックデバイス名、または、LVM配下のボリュームグループ名を表示します。

Linuxサーバの場合

ブロックデバイス名を表示します。

スライス単位のSDXオブジェクトの場合は、以下のどちらかの形式で表示します。

  • ブロックデバイス名:sdxinfoのDEVNAMの値が指すudevデバイス名

  • ブロックデバイス名:sdxinfoのDEVNAMの値

AIXサーバの場合

ブロックデバイス名、または、LVM配下のボリュームグループ名を表示します。

Physical-Disk

Solarisサーバ、HP-UXサーバ、Linuxサーバ、AIXサーバの場合

常に、"---"を表示します。

Windowsサーバの場合

物理ディスク名を表示します。
stgxfwcmdispdevコマンドのBlock-Deviceと同じ内容を表示します。

Disk-Type

ETERNUS ディスクアレイ上に存在する場合、"GR"を表示します。

ETERNUS ディスクアレイ上に存在しない場合、"---"を表示します。

Solarisサーバの場合

SDXオブジェクトの論理ボリューム単位の場合は、"---"を表示します。

Linuxサーバの場合

SDXオブジェクトの論理ボリューム単位の場合は、"---"を表示します。
ETERNUS VX700 series上に存在する場合、"VX"を表示します。

LU-Number

ETERNUS ディスクアレイ上に存在する場合、論理ユニット番号を表示します。

ETERNUS ディスクアレイ上に存在しない場合、"---"を表示します。

Solarisサーバの場合

SDXオブジェクトの論理ボリューム単位の場合は、"---"を表示します。

Linuxサーバの場合

SDXオブジェクトの論理ボリューム単位の場合は、"---"を表示します。
ETERNUS VX700 series上に存在する場合、"---"を表示します。

オプション

-n サーバ名

情報を表示するデバイスを管理するサーバ名を指定します。
サーバ名は、stgxfwcmdispsrvコマンドで表示されるサーバ名と同じ文字を、大文字・小文字まで正確に指定してください。

-d デバイス名

情報を表示するデバイス名を指定します。

終了ステータス

=0 : 正常終了
>0 : 異常終了

使用例

注意事項