本章では、管理対象サーバ業務のクラスタ環境を削除する方法について説明します。
本章において、プライマリノードとは、「第8章 管理対象サーバ業務のカスタマイズ」でプライマリノードとして設定したクラスタ業務のノードです。セカンダリノードとは、セカンダリノードとして設定した同クラスタ業務のノードです。
セカンダリノードAとは、同クラスタ業務におけるセカンダリノードの中で、管理対象サーバ業務の環境を最後に削除するノードです。セカンダリノードBとは、同クラスタ業務における残りのセカンダリノードです。
1:1運用待機、相互待機、n:1運用待機の場合は、プライマリノードおよびセカンダリノードAの作業を実施してください。カスケード運用または移動待機運用の場合は、プライマリノード、セカンダリノードA、およびセカンダリノードBの作業を実施してください。
クラスタ環境の削除方法は、OSによって異なります。Windows環境の場合は「14.1 Windows版クラスタシステムでのクラスタ環境の削除」を、Solaris/Linux/HP-UX環境の場合は「14.2 Solaris版/Linux版/HP-UX版クラスタシステムでのクラスタ環境の削除」を参照してください。