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ETERNUS SF Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 クラスタ適用ガイド
FUJITSU Storage

13.1.3 プライマリノードでの設定解除

プライマリノードで、以下の手順で各設定を解除してください。

注意

作業は、Administrator権限を持つユーザーで実施してください。

  1. フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerが属する業務の所有権をプライマリノードで獲得します。

  2. フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerが属する業務がオフラインになっていることを確認します。

    ただし、ETERNUS SF Managerで使用していた共有ディスクはオンラインにしてください。

  3. AdvancedCopy Managerの環境設定ファイルをコピーします。

    以下のコピー元ファイルをコピー先へコピーしてください。
    <環境設定ディレクトリ>とは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「環境設定ディレクトリ」です。

    コピー元ファイル

    コピー先ファイル

    <環境設定ディレクトリ>\ACM\etc\swstg.ini

    <環境設定ディレクトリ>\ACM\etc\swstg.ini.cluster.bk

  4. 第5章 運用管理サーバ業務のカスタマイズ」でバックアップしておいたAdvancedCopy Manager CCMの環境設定ファイルをリストアします。

    以下のファイルを、コピー先に上書きコピーしてください。
    <プログラムディレクトリ>とは、AdvancedCopy Manager CCMをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

    コピー元ファイル

    コピー先ファイル

    <プログラムディレクトリ>\CCM\noncluster\micc\sys\.install.sys

    <プログラムディレクトリ>\CCM\micc\sys\.install.sys

    <プログラムディレクトリ>\CCM\noncluster\bin\.stxc_install.sys

    <プログラムディレクトリ>\CCM\bin\.stxc_install.sys

    <プログラムディレクトリ>\CCM\noncluster\sys\sys.properties

    <プログラムディレクトリ>\CCM\sys\sys.properties

  5. <環境設定ディレクトリ>\ACM\etc\swstg.ini.cluster.bkファイルを編集します。

    [Common]タグのTypeの値を、"1"に変更してください。

  6. プライマリノードでクラスタアンセットアップコマンドを実行します。

    1. プライマリノードで、以下のコマンドを実行してください。

      • <プログラムディレクトリ>\ACM\bin\stgclunset_mscs

    2. クラスタアンセットアップコマンドの画面が表示されます。

      削除する運用管理サーバ業務の論理ノード名を選択してください。
      ハードウェア障害などで片側のノードがダウンしているときにアンセットアップする場合は、[強制実行]をチェックしてください。

      各項目を確認したあと、[OK]ボタンをクリックしてください。

    3. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの開始画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックしてください。

    4. ポート番号・サービス設定/解除コマンドの削除完了画面が表示されます。

      [OK]ボタンをクリックしてください。

    5. プライマリノードのクラスタアンセットアップを終了します。

      クラスタアンセットアップの完了画面が表示されるので、[OK]ボタンをクリックしてください。

  7. 業務用に設定したAdvancedCopy Managerのポート番号を削除します。

    Windowsのメモ帳などを利用して、削除対象のサーバ業務で設定したポート番号を、%SystemRoot%\system32\drivers\etc\servicesファイルから削除してください。servicesファイル内のサービス名は以下のとおりです。

    • stgxfws_logicalNodeName

  8. バックアップしておいたAdvancedCopy Manager CCMの環境設定ファイルを削除します。

    <プログラムディレクトリ>\CCM\nonclusterディレクトリごと、削除してください。