本章では、クラスタシステムにETERNUS SF Agentをインストールする方法について説明します。
ただし、導入できるのはAdvancedCopy Managerエージェントだけです。
ポイント
AdvancedCopy Managerエージェントをインストールする前に、クラスタソフトウェアのインストール・環境設定が必要です。クラスタソフトウェアのインストール・環境設定の詳細は、クラスタソフトウェアのマニュアルを参照してください。
「2.5 クラスタ運用の環境構築」および『ETERNUS SF 導入ガイド』の「AdvancedCopy Managerエージェントのインストール」を参照し、インストール情報(インストール先ディレクトリ、通信サービス/デーモン用ポート番号)を同じにして、すべてのノードにAdvancedCopy Managerエージェントをインストールしてください。
n:1運用待機運用の場合、すでにセカンダリノードにAdvancedCopy Managerエージェントがインストールされているときがあります。このときは、セカンダリノードと同じインストール情報で、プライマリノードにAdvancedCopy Managerエージェントをインストールしてください。
注意
AdvancedCopy Managerエージェントを、共有ディスクにインストールしないでください。
インストール/カスタマイズ時に指定する通信サービス/デーモン用ポート番号は、ローカル業務用通信サービス/デーモンのポート番号です。クラスタ業務用通信サービス/デーモンのポート番号は、「第8章 管理対象サーバ業務のカスタマイズ」を参照して、使用するクラスタソフトウェアに対応した手順で設定してください。