共有フォルダを変更する手順は、以下のとおりです。
グローバルナビゲーションタブで、[ストレージ]をクリックします。
登録されているETERNUS ディスクアレイが、メインペインに表示されます。
メインペインで、操作対象のETERNUS ディスクアレイの「名前」部分をクリックします。
カテゴリーペインで、[NAS管理]をクリックします。
共有フォルダの一覧が、メインペインに表示されます。
メインペインで、変更する共有フォルダのチェックボックスをチェックします。
作業目的ごとに、以下の手順を実施します。
アクションペインで、[共有フォルダ]の下にある[アクセス設定変更]をクリックします。
共有フォルダアクセス設定変更画面が表示されます。
入力項目 | 説明 |
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所有者 | 共有フォルダに対するアクセス権を付与する所有者です。 入力条件は以下のとおりです。
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グループ | 共有フォルダに対するアクセス権を付与するグループです。 入力条件は以下のとおりです。
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許可ホスト | 共有フォルダに対するホスト単位のアクセス許可設定です。 許可するホストを1つも指定しない場合は、すべてのホストを許可します。 入力条件は以下のとおりです。
以下の書式で入力してください。複数指定する場合は、コンマ(,)を区切り文字として使用してください。
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拒否ホスト | 共有フォルダに対するホスト単位のアクセス拒否設定です。 入力条件は以下のとおりです。
以下の書式で入力してください。複数指定する場合は、コンマ(,)を区切り文字として使用してください。
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rootアクセス許可ホスト | 共有フォルダにroot権限でのアクセスを許可するホスト単位の設定です。 入力条件は以下のとおりです。
以下の書式で入力してください。複数指定する場合は、コンマ(,)を区切り文字として使用してください。
NFS許可ホストに設定したホストだけ、設定できます。 rootアクセス許可ホストの設定の詳細は、利用している製品の運用ガイド(『ETERNUS SF Express 運用ガイド』または『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』)の、「運用」の章にある「共有フォルダの作成」の「共有フォルダへのホストアクセス設定」を参照してください。 |
種別 | CIFSアクセス許可を行う対象です。 User: ユーザーを対象とする場合に選択します。 |
名前 | CIFSアクセス許可を行う対象の名前です。 入力条件は以下のとおりです。
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参照
[許可ホスト]と[拒否ホスト]の設定に基づく共有フォルダへのアクセス条件、およびCIFSアクセス許可の設定に基づくCIFSプロトコルでの共有フォルダへのアクセス条件は、「7.16.1 共有フォルダの作成」の手順7の[参考]を参照してください。
アクションペインで、[共有フォルダ]の下にある[基本設定変更]をクリックします。
共有フォルダ基本設定変更画面が表示されます。
入力項目 | 説明 |
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Oplocks設定 | ファイルの競合を回避するOplocks機能の設定です。 Oplocks機能を有効にした場合、クライアントからのアクセス性能の向上が期待できますが、ADS(Alternate Data Stream)は利用できなくなります。 CIFS/NFSの両方のプロトコルを選択している場合、Oplocks機能を有効にすることは推奨しません。 |
データアクセスのSMB暗号化 | SMB暗号化機能の設定です。 SMB暗号化機能を有効にした場合、クライアントとETERNUS ディスクアレイ間の通信が暗号化されます。本機能を使用するには、クライアントがSMB3.0に対応している必要があります。 |
アクセス許可設定に基づいた列挙 | ABE(Access Based Enumeration)機能の設定です。 ABE機能を有効にした場合、共有フォルダにアクセスしたユーザーが参照できないフォルダやファイルは表示されなくなります。 |
書込み権限 | 共有フォルダへの書込みの可否です。 |
注意
[データアクセスのSMB暗号化]を"Enable"にした場合、SMB 3.0に未対応のクライアントは共有フォルダにアクセスできません。
必要な情報を入力したあと、画面右下の[変更]ボタンをクリックします。
参考
共有フォルダの設定を変更すると、一時的に共有が停止されます。