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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 Webコンソール説明書
FUJITSU Storage

5.3.3 ボリュームに対するアクセス状況チャートの表示

各ボリュームに対するアクセス(IOPS)の分布を、容量の単位で表示します。また、2階層または3階層のTierプールに含まれるボリュームの場合、各階層に割り当てられている容量の分布が色分けして表示されます。また、設定されているHigh/Middle割当て率が縦方向の線として表示されます。

表示手順は、以下のとおりです。

  1. 設定ダイアログにおいて、[対象装置]を選択し、[リソース種別]項目で"FTV"を選択します。

  2. IOPS(パネルの縦軸)の表示する範囲を指定したい場合は、[IOPS範囲]項目で"手動"を選択し、最小値・最大値を入力します。デフォルトは"自動"で、データの存在するすべての範囲を表示します。
    IOPS(パネルの縦軸)の間隔を対数スケールで表示したい場合は、[IOPSスケール]項目で"対数"を選択します。デフォルトは"線形"で、リニアスケールで表示されます。

  3. テーブルからボリュームを1つ選択したあと、[追加]ボタンをクリックします。
    ボリュームに対するアクセス状況チャートパネルが、パネル領域に追加されます。

  4. デフォルトでは、最新世代の評価結果を表示する設定になっています。表示する世代を変更する場合は、[世代]のドロップダウンリストから選択してください。最新世代から4世代前まで選択できます。

ポイント

  • アクセス状況は、ストレージ自動階層制御が有効になっている場合だけ表示されます。

  • パネル上のグラフ領域にマウスオーバーすると、その位置が示すIOPSと容量の値がツールチップとして表示されます。

  • アクセス状況チャートを使用して、ストレージ自動階層制御で指定しているFTVの割当て率の妥当性を判断できます。詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。

  • ストレージ自動階層制御の評価処理の実行後からポーリングサービスによる容量情報取得までの間は、グラフ上部の割当て率の横軸と割当て率の縦線が表示されない、または、ポーリングサービス動作前の容量情報を基準にして割当て率が算出されることがあります。この期間にアクセス状況チャートを参照する場合は、事前に、「7.15.25 ストレージ自動階層制御に関する情報の最新化」の作業を実施してください。