各Tierプールに対するアクセス(IOPS)の分布を、容量の単位で表示します。また、2階層または3階層のTierプールの場合、各階層に割り当てられている容量の分布が色分けして表示されます。また、設定されているHigh/Middle/Lowのデータ範囲が横方向の線として表示されます。
表示手順は、以下のとおりです。
設定ダイアログにおいて、[対象装置]を選択し、[リソース種別]項目で"Tier Pool"を選択します。
IOPS(パネルの縦軸)の表示する範囲を指定したい場合は、[IOPS範囲]項目で"手動"を選択し、最小値・最大値を入力します。デフォルトは"自動"で、データの存在するすべての範囲を表示します。
IOPS(パネルの縦軸)の間隔を対数スケールで表示したい場合は、[IOPSスケール]項目で"対数"を選択します。デフォルトは"線形"で、リニアスケールで表示されます。
テーブルからTierプールを1つ選択したあと、[追加]ボタンをクリックします。
Tierプールに対するアクセス状況チャートパネルが、パネル領域に追加されます。
デフォルトでは、最新世代の評価結果を表示する設定になっています。表示する世代を変更する場合は、[世代]のドロップダウンリストから選択してください。最新世代から4世代前まで選択できます。
ポイント
アクセス状況は、ストレージ自動階層制御が有効になっている場合だけ表示されます。
パネル上のグラフ領域にマウスオーバーすると、その位置が示すIOPSと容量の値がツールチップとして表示されます。
アクセス状況チャートを使用して、ストレージ自動階層制御およびSSDの導入効果を定量的に判断できます。詳細は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド Optimization機能編』を参照してください。