大量ボリューム利用時は、ETERNUS SF Manager Tomcat デーモン/サービスが利用するメモリサイズの設定が必要です。以下の手順で設定してください。
Windows環境の場合
ETERNUS SF Managerを停止します。
クラスタ運用でない場合
サービス画面を開きます。
Windows Server 2012以降の場合は、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
上記以外のWindows環境の場合は、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
"ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[停止]ボタンをクリックします。
クラスタ運用の場合
フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを停止してください。
以下のコマンドを実行します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実行してください。
> $INS_DIR\Common\sys\tomcat\bin\esfservice.bat remove
$INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。
以下のファイルを編集します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で編集してください。
$INS_DIR\Common\sys\tomcat\conf\esfsetenv.conf
上記ファイルに以下の1行を追加してください。すでに"-Xmx"のエントリーが存在する場合は、memorySizeを編集してください。
-Xmx=memorySize
memorySize: 利用するメモリサイズをメガバイト単位で記載します。数字で指定したメモリサイズの末尾に"m"を記載します。
「J.1 大量ボリューム利用時のメモリ容量の見積り」で見積りしたメモリ容量に2GBを加えた値を指定します。
利用するメモリサイズを4GBに設定する場合
-Xmx=4096m
以下のコマンドを実行します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実行してください。
> $INS_DIR\Common\sys\tomcat\bin\esfservice.bat install
ETERNUS SF Managerを起動します。
クラスタ運用でない場合
サービス画面を開きます。
Windows Server 2012以降の場合は、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
上記以外のWindows環境の場合は、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。
"ETERNUS SF Manager Tomcat Service"の「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。
"ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[開始]ボタンをクリックします。
クラスタ運用の場合
フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを開始してください。
Solaris/Linux環境の場合
ETERNUS SF Managerを停止します。
クラスタ運用でない場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
クラスタ運用の場合
使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerを停止してください。
以下のファイルを編集します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で編集してください。
/opt/FJSVesfcm/tomcat/conf/esfsetenv.conf
上記ファイルに以下の1行を追加してください。すでに"-Xmx"のエントリーが存在する場合は、memorySizeを編集してください。
-Xmx=memorySize
memorySize: 利用するメモリサイズをメガバイト単位で記載します。数字で指定したメモリサイズの末尾に"m"を記載します。
「J.1 大量ボリューム利用時のメモリ容量の見積り」で見積りしたメモリ容量に2GBを加えた値を指定します。
利用するメモリサイズを4GBに設定する場合
-Xmx=4096m
ETERNUS SF Managerを起動します。
クラスタ運用でない場合
# /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
クラスタ運用の場合
使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerを起動してください。