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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 導入ガイド
FUJITSU Storage

J.2 大量ボリューム利用時のETERNUS SF Managerのメモリ設定

大量ボリューム利用時は、ETERNUS SF Manager Tomcat デーモン/サービスが利用するメモリサイズの設定が必要です。以下の手順で設定してください。

Windows環境の場合

  1. ETERNUS SF Managerを停止します。

    • クラスタ運用でない場合

      1. サービス画面を開きます。

        Windows Server 2012以降の場合は、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。

        上記以外のWindows環境の場合は、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。

      2. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[停止]ボタンをクリックします。

    • クラスタ運用の場合
      フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを停止してください。

  2. 以下のコマンドを実行します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実行してください。

    > $INS_DIR\Common\sys\tomcat\bin\esfservice.bat remove

    $INS_DIRは、ETERNUS SF Managerをインストールしたときの「プログラムディレクトリ」です。

  3. 以下のファイルを編集します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で編集してください。

    $INS_DIR\Common\sys\tomcat\conf\esfsetenv.conf

    上記ファイルに以下の1行を追加してください。すでに"-Xmx"のエントリーが存在する場合は、memorySizeを編集してください。

    -Xmx=memorySize

    memorySize: 利用するメモリサイズをメガバイト単位で記載します。数字で指定したメモリサイズの末尾に"m"を記載します。
    J.1 大量ボリューム利用時のメモリ容量の見積り」で見積りしたメモリ容量に2GBを加えた値を指定します。

    記載例:

    利用するメモリサイズを4GBに設定する場合

    -Xmx=4096m
  4. 以下のコマンドを実行します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で実行してください。

    > $INS_DIR\Common\sys\tomcat\bin\esfservice.bat install
  5. ETERNUS SF Managerを起動します。

    • クラスタ運用でない場合

      1. サービス画面を開きます。

        Windows Server 2012以降の場合は、[コントロールパネル]-[システムとセキュリティ]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。

        上記以外のWindows環境の場合は、[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]をクリックします。

      2. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"の「スタートアップの種類」を「自動」に変更します。

      3. "ETERNUS SF Manager Tomcat Service"を選択して、[開始]ボタンをクリックします。

    • クラスタ運用の場合
      フェールオーバークラスタマネージャーを利用して、ETERNUS SF Managerを開始してください。

Solaris/Linux環境の場合

  1. ETERNUS SF Managerを停止します。

    • クラスタ運用でない場合

      # /opt/FJSVesfcm/bin/stopesf.sh
    • クラスタ運用の場合
      使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerを停止してください。

  2. 以下のファイルを編集します。クラスタ運用の場合、プライマリノードおよびセカンダリノードの両方で編集してください。

    /opt/FJSVesfcm/tomcat/conf/esfsetenv.conf

    上記ファイルに以下の1行を追加してください。すでに"-Xmx"のエントリーが存在する場合は、memorySizeを編集してください。

    -Xmx=memorySize

    memorySize: 利用するメモリサイズをメガバイト単位で記載します。数字で指定したメモリサイズの末尾に"m"を記載します。
    J.1 大量ボリューム利用時のメモリ容量の見積り」で見積りしたメモリ容量に2GBを加えた値を指定します。

    記載例:

    利用するメモリサイズを4GBに設定する場合

    -Xmx=4096m
  3. ETERNUS SF Managerを起動します。

    • クラスタ運用でない場合

      # /opt/FJSVesfcm/bin/startesf.sh
    • クラスタ運用の場合
      使用しているクラスタソフトウェアを利用して、ETERNUS SF Managerを起動してください。