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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 導入ガイド
FUJITSU Storage

5.2.2 AdvancedCopy Managerエージェント(Windows版)の対話型インストール手順

AdvancedCopy Managerエージェント(Windows版)の対話型インストールには、以下の2通りがあります。

注意

  • クラスタシステムにAdvancedCopy Managerエージェントをインストールする場合は、『ETERNUS SF クラスタ適用ガイド』の「ETERNUS SF Agentのインストール」を参照してください。

  • Windows Server 2012以降への再インストールにおいて、AdvancedCopy Managerエージェントの以下のサービスのポート番号を変更する場合は、%SystemRoot%\system32\drivers\etc\servicesファイルに定義されている以下のサービス名を削除してから、再インストールしてください。

    • stgxfws

AdvancedCopy Managerエージェント(Windows版)の対話型インストール手順は、以下のとおりです。

  1. 作業を行うサーバに、Administrator権限を持つユーザーでログオンします。

  2. 本バージョンレベルのDVD-ROM「ETERNUS SF SC/ACM/Express メディアパック エージェントプログラム & マニュアル」を、DVD-ROMドライブに挿入します。

  3. 以下の画面が表示されます。「AdvancedCopy Manager インストール」を選択してください。

  4. 以下の初期画面が表示されます。[AdvancedCopy Manager エージェントをインストールする]をクリックしてください。

  5. サーバのOSがWindows Server 2008 x64、Windows Server 2008 R2、またはWindows Server 2012以降の場合は、以下の画面が表示されます。インストールするエージェントを選択してください。

    以下の判断基準を参考にして、選択してください。

    利用予定の機能

    説明

    Exchange Server連携オンラインバックアップ機能

    “64bit版エージェント”を選択してください。

    AdvancedCopy Manager (64bit) for Windows Server 2008 / 2012 / 2016 (x64)がインストールされます。
    Symfoware連携機能は使用できません。

    Symfoware連携機能

    “32bit版エージェント”を選択してください。

    AdvancedCopy Manager (32bit) for Windows Server 2008 / 2012 / 2016 (x86,x64)がインストールされます。
    Exchange Server連携オンラインバックアップ機能は使用できません。

    上記のどちらも利用予定がない

    “64bit版エージェント”を選択してください。

    AdvancedCopy Manager (64bit) for Windows Server 2008 / 2012 / 2016 (x64)がインストールされます。

    以降の手順では、64bit版エージェントを選択した場合の画面例で説明します。

  6. 以下の画面が表示されます。内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  7. 「使用許諾契約」画面で、使用許諾の契約を行います。

    表示されている内容を確認して、問題がない場合は、[はい]ボタンをクリックしてください。

  8. 「ようこそ」画面で、インストールオプションを選択します。

    以下の判断基準を参考にして、選択してください。

    インストールオプション

    説明

    デフォルト

    このインストール方法では、以下の項目を自動的にチェックします。

    • インストールに必要なディスク容量が空いているか

    • デフォルトのポート番号(1226)が未使用か

    そのため、「インストール先の指定」画面(手順9)および「ポート番号の登録」画面(手順10)は表示されません。

    エラーを検出した場合は、警告ダイアログを表示します。
    エラーを検出しなかった場合は、「ファイルコピーの開始」画面を表示します。

    カスタム

    手順9以降の画面で、インストール情報を設定します。

  9. 「インストール先の指定」画面で、インストール先を指定します。

    デフォルトで表示されているディレクトリ以外のディレクトリにインストールする場合は、[参照]ボタンをクリックし、インストール先ディレクトリを変更してください。すべてのディレクトリの指定が完了した後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    ポイント

    ディレクトリ名には、全角文字、日本語、空白(全角、半角)、および半角記号【 " | : * ? / . < > ; & ( ) + , = ^ 】を使用できません。

  10. 「ポート番号の登録」画面で、サービスに割り当てるポート番号を入力します。

    最初に表示される値は、非クラスタ環境での推奨値です。
    ポート番号を変更する場合は、1024~65535の範囲で空いている番号を入力してください。入力を終えたら、[次へ]ボタンをクリックしてください。なお、使用されているポート番号を入力した場合は、本画面が再表示されます。

    AdvancedCopy Managerのサービス名を別名(エイリアス)定義している場合は、以下の画面が表示され、上記画面で入力したポート番号は無視されます。ただし、インストール処理は継続されます。

    ポイント

    ポート番号を手動で設定する場合は、%SystemRoot%\system32\drivers\etc\servicesファイルを編集してください。

  11. 「ファイルコピーの開始」画面で、設定内容を確認します。

    設定内容に誤りがなければ、[次へ]ボタンをクリックしてください。コピー処理が開始されます。
    設定内容を変更する場合は、[戻る]ボタンをクリックしてください。

  12. コピー処理が開始されます。処理が完了すると、以下の画面が表示されます。 [完了]ボタンをクリックし、手順3、手順4で表示されたウィンドウの[終了]をクリックしてインストールを終了します。

  13. インストールに使用したDVD-ROM媒体を装置から取り出します。

以上で、AdvancedCopy Managerエージェント(Windows版)のインストールは終了です。

6.2 AdvancedCopy Managerエージェントのセットアップ」を参照して、AdvancedCopy Managerエージェントをセットアップしてください。