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ETERNUS SF Express 16.5 / Storage Cruiser 16.5 / AdvancedCopy Manager 16.5 クイックリファレンス
FUJITSU Storage

7.2 エージェント導入の選択

Storage Cruiserは、サーバを監視する形態として以下の2種類を提供しています。

以下の選択基準を参考に、監視形態を決定してください。

監視形態

選択基準

Storage Cruiserエージェントを導入せずに監視する
(エージェントレス監視)

  • 管理対象サーバにインストールされているOSを、Storage Cruiserエージェントがサポートしていない場合

  • 管理対象サーバに搭載されているHBAを、Storage Cruiserエージェントがサポートしていない場合

  • 管理対象サーバにStorage Cruiserエージェントを導入できない場合
    例えば、運用方針によって業務アプリケーション以外のソフトウェアを導入することが許されていない場合や、本製品の排他ソフトウェアがすでにインストールされている場合などです。

  • 管理対象サーバのメンテナンス作業を軽減したい場合
    例えば、本製品のパッチ適用作業を行いたくない場合です。

  • VMware vSphere環境でStorage Cruiserを利用する場合
    VMware ESXまたはVMware ESXiと直接通信してVMホストとVMゲストの情報を表示するため、Storage Cruiserエージェントの導入は不要です。

Storage Cruiserエージェントを導入して監視する
(エージェント監視)

  • Storage Cruiserエージェントの導入によって利用可能となる機能を利用したい場合
    アクセスパス設定や状態監視・障害監視などです。

参照

  • エージェントレス監視とエージェント監視の機能差は、『ETERNUS SF Storage Cruiser 運用ガイド』の「サポートレベル」を参照してください。

  • Storage Cruiserエージェントの排他ソフトウェアは、『ETERNUS SF 導入ガイド』の「Storage Cruiserエージェントの動作環境」を参照してください。