クラスタシステムの構築および導入時の設定を以下の手順で行います。運用系と待機系でそれぞれ行ってください。
クラスタシステムの構築
共有ディスクや論理IPアドレスの準備を行い、クラスタシステムをインストールします。
【参照先】“クラスタシステムの構築”
デーモンの自動起動・停止設定の解除
デーモンが自動起動、自動停止しないように設定を解除します。また、プロセス監視対象の変更を行います。
【参照先】“デーモンの自動起動・停止設定の解除”
クラスタ情報の登録コマンドの実行
クラスタ環境を構築したことを登録するコマンドを実行します。
【参照先】“クラスタ情報の登録”
マスタスケジュール管理機能を使用する場合の設定
マスタスケジュール管理機能を使用する場合は、必要な設定を行います。
【参照先】“マスタスケジュール管理機能を使用する場合の設定” ただし、“1.マスタスケジュール管理機能の環境構築”のみ
IPアドレスの設定
運用に応じて、IPアドレスの設定を行います。なお、設定を行う場合は、あらかじめ、soperationmgrコマンドを実行し、Systemwalker Operation Manager基盤のデーモンを起動してください。
【参照先】“IPアドレスの設定”
カレンダ情報の自動反映設定
運用系と待機系とで、カレンダ情報およびサービス・アプリケーション起動情報を自動反映させるための設定を行います。
手順4.で、soperationmgrコマンドによりSystemwalker Operation Managerが起動されている場合は、poperationmgrコマンドを実行し、カレンダデーモンを停止した上で作業してください。
【参照先】“自動反映の設定”の “カレンダ情報/サービス・アプリケーション起動情報の自動反映の設定”
各ノードで管理される情報の統一
クラスタシステムで正常に動作するために、各ノードで管理されている情報のいくつかを運用系と待機系の間で統一させます。
【参照先】“各ノードで管理される情報の統一”の “OS情報の統一”、および、 “ユーザ管理方法の統一”、および、 “Systemwalker Operation Managerの環境定義の統一”
“Systemwalker Operation Managerの環境定義の統一”のうち以下の情報については、ここでは対象外としてください。
ジョブフォルダ情報
Consolidation Optionの設定