複数のSystemwalker Operation Managerサーバで運用している業務を、1つのマシン上に集約する場合の、設計時の注意事項について説明します。
カレンダ名について
カレンダ名はシステムで一意な名前である必要があります。
移行集約を行う場合に、移行元の複数のバッチ業務システムで移行先と同名のカレンダを利用している場合、カレンダ名が重複してしまいます。このような場合には、事前にカレンダ名について検討し、重複しないように変更をしておく必要があります。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 移行ガイド”の“複数のSystemwalker Operation Managerサーバを1台のマシンに集約する手順”を参照してください。
出口ファイルについて
出口ファイルは、出口ファイルの種類ごとに、システムで一つのプログラムのみ呼び出すことができます。
そのため、移行集約を行う際、移行元の複数のバッチ業務システムで出口ファイルを利用している場合には、出口ファイルの処理を業務ごとに分割する必要があります。このような場合には、事前に業務ごとの出口ファイルに処理を分割する出口プログラムの作成について検討し、業務ごとの出口ファイル名を変更しておく必要があります。
詳細については、“Systemwalker Operation Manager 移行ガイド”の“複数のSystemwalker Operation Managerサーバを1台のマシンに集約する手順”を参照してください。