本節では、Mpcmtoolo【UNIX版】/mpcmtoolo【Windows版】で始まるメッセージについて説明します。
Mpcmtoolo【UNIX版】/mpcmtoolo【Windows版】で始まるメッセージは、運用環境保守ウィザード、バックアップ/リストアコマンドなどが出力するメッセージです。
【メッセージの意味】
backupコマンドが正常終了しました。
【メッセージの意味】
backupコマンドが異常終了しました。
【システム管理者の処置】
詳細エラーメッセージ“Mpcmtoolo: ERROR: 00002”を確認して、異常終了の原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
backupコマンドが異常終了した場合の詳細エラーメッセージ。
【パラメタの意味】
%1: backupコマンドが異常終了した原因となるエラーメッセージ
【システム管理者の処置】
詳細エラーメッセージを確認して、異常終了の原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
restoreコマンドが正常終了しました。
【メッセージの意味】
restoreコマンドが異常終了しました。
【システム管理者の処置】
詳細エラーメッセージ“Mpcmtoolo: ERROR: 00102”を確認して、異常終了の原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
restoreコマンドが異常終了した場合の詳細エラーメッセージ
【パラメタの意味】
%1: restoreコマンドが異常終了した原因となるエラーメッセージ
【システム管理者の処置】
詳細エラーメッセージを確認して、異常終了の原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
ServerView Resource Coordinator(注)のプロビジョニングによりサーバ追加が行われた際、対象ノードを分散実行サーバとして追加できませんでした。
注) ServerView Resource Coordinatorの旧製品名は、Systemwalker Resource Coordinatorです。
【パラメタの意味】
%1: ノード名
【原因】
以下の原因が考えられます。
分散実行構成の環境設定が正しくない場合
分散実行構成での連携を必要としていないシステムで、ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義をしている場合
追加しようとしたノードが、分散実行サーバとしてすでに登録されている場合
【システム管理者の処置】
原因別に、以下の対処をしてください。
分散実行構成の環境設定を正しく設定し、“mjdjadd”コマンドを用いて、対象ノードを追加してください。
ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義を解除してください。
特に対処は必要ありません。
【メッセージの意味】
ServerView Resource Coordinator(注)のプロビジョニングによりサーバ削除が行われた際、対象ノードを分散実行サーバから削除できませんでした。
注) ServerView Resource Coordinatorの旧製品名は、Systemwalker Resource Coordinatorです。
【パラメタの意味】
%1: ノード名
【原因】
以下の原因が考えられます。
分散実行構成の環境設定が正しくない場合
分散実行構成での連携を必要としていないシステムで、ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義をしている場合
削除しようとしたノードが、分散実行サーバとして登録されていない場合
【システム管理者の処置】
原因別に、以下の対処をしてください。
分散実行構成の環境設定を正しく設定し、“mjdjdel”コマンドを用いて、対象ノードを削除してください。
ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義を解除してください。
特に対処は必要ありません。
【メッセージの意味】
監査ログを出力するためのライブラリのロードで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
以下のファイルが存在しているか確認してください。存在している場合、ファイルが壊れている可能性があります。Systemwalker Operation Managerを再インストールまたは富士通技術員に連絡してください。
【Solaris版/AIX版/Linux版】
/opt/systemwalker/lib/libmpaudito.so
/opt/systemwalker/lib/libmpaudito_nt.so
【HP-UX版】
/opt/systemwalker/lib/libmpaudito.sl
/opt/systemwalker/lib/libmpaudito_nt.sl
【メッセージの意味】
監査ログの出力先ファイルのオープンで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
空き容量が不足していないか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリが存在しているか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリのパーミッション/権限を確認してください。利用者制限の定義を利用していない場合、一般ユーザ/Everyoneから書き込める権利が必要です。
監査ログの出力先ファイルが壊れている可能性があります。壊れている監査ログの出力先ファイルを退避後、削除してください。
監査ログ出力先のハードディスクに障害が発生している場合は、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。
監査ログの出力先ファイルおよびディレクトリは、mpsetlogsend_omgrコマンドで指定できます。mpsetlogsend_omgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。
【メッセージの意味】
ServerView Resource Coordinatorのプロビジョニングによりサーバ追加が行われた際、対象ノードを分散実行サーバとして追加できませんでした。
注) ServerView Resource Coordinatorの旧製品名は、Systemwalker Resource Coordinatorです。
【パラメタの意味】
%1: ノード名
【原因】
以下の原因が考えられます。
分散実行構成の環境設定が正しくない場合
分散実行構成での連携を必要としていないシステムで、ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義をしている場合
追加しようとしたノードが、分散実行サーバとしてすでに登録されている場合
【システム管理者の処置】
原因別に、以下の対処をしてください。
分散実行構成の環境設定を正しく設定し、“mjdjadd”コマンドを用いて、対象ノードを追加してください。
ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義を解除してください。
特に対処は必要ありません。
【メッセージの意味】
ServerView Resource Coordinatorのプロビジョニングによりサーバ削除が行われた際、対象ノードを分散実行サーバから削除できませんでした。
注) ServerView Resource Coordinatorの旧製品名は、Systemwalker Resource Coordinatorです。
【パラメタの意味】
%1: ノード名
【原因】
以下の原因が考えられます。
分散実行構成の環境設定が正しくない場合
分散実行構成での連携を必要としていないシステムで、ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義をしている場合
削除しようとしたノードが、分散実行サーバとして登録されていない場合
【システム管理者の処置】
原因別に、以下の対処をしてください。
分散実行構成の環境設定を正しく設定し、“mjdjdel”コマンドを用いて、対象ノードを削除してください。
ServerView Resource Coordinatorのサイト管理サーバとの連携定義を解除してください。
特に対処は必要ありません。
【メッセージの意味】
バックアップまたはリストアに失敗しました。
【パラメタの意味】
%1: “バックアップ”または“リストア”
%2: バックアップまたはリストアが失敗した原因となるエラーメッセージ
【システム管理者の処置】
詳細エラーメッセージを確認して、異常終了の原因を取り除いてください。
【メッセージの意味】
バックアップは正常に終了しました。
【メッセージの意味】
リストアは正常に終了しました。
【メッセージの意味】
監査ログを出力するためのライブラリのロードで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
以下のファイルが存在しているか確認してください。存在している場合、ファイルが壊れている可能性があります。Systemwalker Operation Managerを再インストールまたは富士通技術員に連絡してください。
Systemwalkerインストールディレクトリ\MPWALKER.JM\bin\mpaudito.dll
【メッセージの意味】
監査ログの出力先ファイルのオープンで問題が発生したため、監査ログを出力することができません。
【システムの処理】
処理を継続します。ただし、監査ログは出力されません。
【対処方法】
空き容量が不足していないか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリが存在しているか確認してください。
監査ログの出力先ディレクトリのパーミッション/権限を確認してください。利用者制限の定義を利用していない場合、一般ユーザ/Everyoneから書き込める権利が必要です。
監査ログの出力先ファイルが壊れている可能性があります。壊れている監査ログの出力先ファイルを退避後、削除してください。
監査ログ出力先のハードディスクに障害が発生している場合は、ハードディスクの交換、および復旧が必要な場合があります。
監査ログの出力先ファイルおよびディレクトリは、mpsetlogsend_omgrコマンドで指定できます。mpsetlogsend_omgrコマンドの詳細については、“Systemwalker Operation Manager リファレンス集”を参照してください。