エラーメッセージ
V10.0L20/V10.0L21/10.1の場合
MpPmonO: 警告: 1000005:Systemwalker OperationMGRのプロセス監視(Local)において、監視対象の取得に失敗しました。[YYYY][ZZZZ] |
MpPmonO: WARNING: 1000005: Process Monitor (Local) for Systemwalker OperationMGR failed to obtain the monitored processes.[YYYY] [ZZZZ] |
V11.0L10/11.0以降の場合
MpPmonO: 警告: 10005: Systemwalker Operation Managerのプロセス監視(Local)において、監視対象の取得に失敗しました。[YYYY][ZZZZ] |
MpPmonO: WARNING: 10005: Process Monitor (Local) for Systemwalker Operation Manager failed to obtain the monitored processes.[YYYY] [ZZZZ] |
YYYY: ファイル名(絶対パス)、またはコマンド名(引数も含む) ZZZZ: 詳細コード
対象バージョンレベル
Windows版:V10.0L20以降
Solaris版:10.1以降
Linux版:V11.0L10以降
Linux for Itanium版:V12.0L10以降
HP-UX版:11.0以降
AIX版:11.0以降
対処1
確認ポイント
メッセージの詳細コードが[64]であり、システムのシャットダウン時に発生しましたか
原因
システムのシャットダウン処理のシステム負荷の高い状況で、Systemwalker Operation Managerのプロセス監視がまだ動作している場合に発生する現象です。Windowsのデスクトップヒープ不足など、一時的にシステムリソース不足が発生し監視情報の取得に失敗した場合にも本メッセージが出力されます。
対処方法
対処は不要です。このメッセージによるSystemwalker Operation Managerの運用への影響はありません。
対処2
確認ポイント
メッセージの詳細コードが[61][63][64][65]のいずれかですか
メッセージは何回出力されましたか
原因
Windowsのシステムリソースが一時的に不足した場合、監視情報の取得に失敗し、本メッセージが出力されます。
詳細コード[61]の場合
Windowsのシステムリソースが一時的に不足した場合に、監視情報の取得に失敗し本メッセージが出力されます。プロセスを生成できないなど、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コード[63]の場合
Windowsのシステムリソースが一時的に不足した場合に、監視情報の取得に失敗し本メッセージが出力されます。プロセスの実行に時間がかかっているなど、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コード[64]の場合
Windowsのシステムリソースが一時的に不足した場合に、監視情報の取得に失敗し本メッセージが出力されます。デスクトップヒープ不足など、システムの負荷が高い状態で発生します。
詳細コード[65]の場合
Windowsのシステムリソースが一時的に不足した場合に、監視情報の取得に失敗し本メッセージが出力されます。ディスク容量不足やファイルシステムのinode不足など、システムやI/O負荷が高い状態で発生します。
ウィルス対策ソフトが動作中にプロセス監視の監視処理が行われた場合、監視情報の取得に失敗し、本メッセージが出力される場合があります。
対処方法
メッセージ出力が1回の場合
対処は不要です。このメッセージによるSystemwalker Operation Managerの運用への影響はありません。
監視間隔ごとにメッセージが出力される場合
イベントログに、システムのリソース不足(デスクトップヒープ/ファイルシステムなど)やシステム負荷に関するエラーメッセージが出力されていないか確認してください。システムリソース不足が解消された状態やシステム負荷が低い状態で本現象が発生する場合は、保守情報収集ツールを使用してすべての情報を採取し、富士通技術員に連絡してください。