インストール時に「Webサーバのセットアップに失敗しました。」と表示される場合の対処を示します
対象バージョンレベル
Windows版:V13.7.0以降
Solaris版:V13.7.0以降
Linux版:V13.7.0以降
対処1
確認ポイント
Webコンソール機能で使用するポート番号を他のアプリケーションで使用していませんか
原因
Webコンソール機能で使用するポート番号が他のアプリケーションで使用されているためです。
対処方法
Webコンソールが使用するポートが使用中であれば、以下の手順を実施してください。
その際、Systemwalker Operation Managerがインストール中であれば、先にインストールを完了させてください。
poperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを停止します。
a.b.のいずれかを行います。
Webコンソールが使用するポートを解放します。
Webコンソールが使用するポートのデフォルト値は、9900~9908です。
Webコンソールが使用するポートを変更します。
mpowebconfig Webサーバ設定変更コマンドに-oオプションを指定して実行し、Webサーバポート定義ファイルを出力させます。
出力したファイルをテキストエディタで開き、ポート番号を別の利用可能なポート番号に変更して保存します。
mpowebconfig Webサーバ設定変更コマンドに手順2.で保存したWebサーバポート定義ファイルを-iオプションで指定して実行します。
mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドを-uオプション指定で実行し、Webサーバの設定を解除します。
mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドをオプションなしで実行し、Webサーバをセットアップします。
soperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを起動します。
対処2
確認ポイント
自ホスト名の名前解決ができますか
原因
自ホストの名前解決ができないためです。
対処方法
自ホスト名を名前解決できない場合は、以下の手順を実施してください。
その際、Systemwalker Operation Managerがインストール中であれば、先にインストールを完了させてください。
poperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを停止します。
hostsファイルやDNSなどの名前解決方法を確認し、自ホスト名の名前解決が成功するように設定します。
mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドを-uオプション指定で実行し、Webサーバの設定を解除します。
mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドをオプションなしで実行し、Webサーバをセットアップします。
soperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを起動します。