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Systemwalker Operation Manager トラブルシューティングガイド
FUJITSU Software

2.1.13 「Webサーバのセットアップに失敗しました。」と表示される

インストール時に「Webサーバのセットアップに失敗しました。」と表示される場合の対処を示します

対象バージョンレベル

対処1

確認ポイント

Webコンソール機能で使用するポート番号を他のアプリケーションで使用していませんか

原因

Webコンソール機能で使用するポート番号が他のアプリケーションで使用されているためです。

対処方法

Webコンソールが使用するポートが使用中であれば、以下の手順を実施してください。

その際、Systemwalker Operation Managerがインストール中であれば、先にインストールを完了させてください。

  1. poperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを停止します。

  2. a.b.のいずれかを行います。

    1. Webコンソールが使用するポートを解放します。

      Webコンソールが使用するポートのデフォルト値は、9900~9908です。

    2. Webコンソールが使用するポートを変更します。

      1. mpowebconfig Webサーバ設定変更コマンドに-oオプションを指定して実行し、Webサーバポート定義ファイルを出力させます。

      2. 出力したファイルをテキストエディタで開き、ポート番号を別の利用可能なポート番号に変更して保存します。

      3. mpowebconfig Webサーバ設定変更コマンドに手順2.で保存したWebサーバポート定義ファイルを-iオプションで指定して実行します。

  3. mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドを-uオプション指定で実行し、Webサーバの設定を解除します。

  4. mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドをオプションなしで実行し、Webサーバをセットアップします。

  5. soperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを起動します。

対処2

確認ポイント

自ホスト名の名前解決ができますか

原因

自ホストの名前解決ができないためです。

対処方法

自ホスト名を名前解決できない場合は、以下の手順を実施してください。

その際、Systemwalker Operation Managerがインストール中であれば、先にインストールを完了させてください。

  1. poperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを停止します。

  2. hostsファイルやDNSなどの名前解決方法を確認し、自ホスト名の名前解決が成功するように設定します。

  3. mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドを-uオプション指定で実行し、Webサーバの設定を解除します。

  4. mpowebsetup Webサーバセットアップコマンドをオプションなしで実行し、Webサーバをセットアップします。

  5. soperationmgrコマンドで、Systemwalker Operation Managerを起動します。