サーバの退避資源からリストアする手順を以下に示します。
Interstage ディレクトリサービス資源のリストア
Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下の手順でリストア作業を実施します。
なお、LDAPにActive DirectoryまたはOpenLDAPを利用している場合には、利用しているLDAPのマニュアルを参照して、リストア作業を実施してください。
ここでは、Interstageディレクトリサービスを利用している場合、かつ、リポジトリのデータベースに標準データベースを利用している場合のリストア方法について説明します。
以下では、リポジトリ名“rep001”をバックアップディレクトリ“X:\Backup\rep001”からリストアする場合を例として、手順を示します。
クラスタサービスの停止
クラスタサービスを停止します。
“3.1.2 管理サーバの停止【Windows】”の手順を参照してください。
プライマリノードで共有ディスクをオンラインにします。
プライマリノードでリストア用コマンドを実行し、バックアップしたリポジトリのデータをリストアします。
[Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\bin\ireprestsys -d X:\Backup\rep001 -R rep001 -dataonly
プライマリノードで共有ディスクをオフラインにします。
クラスタサービスの起動
クラスタサービスを起動します。
“3.1.1 管理サーバの起動【Windows】”の手順を参照してください。
Systemwalker Runbook Automation 実行環境のリストア
Systemwalker Runbook Automation 実行環境のリストアを行います。通常のシングル構成でのリストアと同じです。
リストア作業は以下の手順で実施します。
クラスタサービスの停止
クラスタサービスを停止します。
“3.1.2 管理サーバの停止【Windows】”の手順を参照してください。
プライマリノードで共有ディスクをオンラインにします。
プライマリノードで、JMXサービスを起動します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Operation Toolを選択し、[起動]ボタンをクリックします。
Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下のコマンドを実行し、Interstage ディレクトリサービスを起動します。
irepstart -R リポジトリ名
例) リポジトリ名がrep001の場合
irepstart -R rep001
プライマリノードで、Interstage Java EE DASサービスを起動します。
# ijdasstart
プライマリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動します。
# ijnastart
プライマリノードで、メッセージブローカを起動します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]－[管理ツール]－[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[起動]ボタンをクリックします。
プライマリノードで、Interstageを起動します。
# isstart # ihsstart -all
プライマリノードでリストアを行います。
リストアの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”を参照してください。
プライマリノードで、Systemwalker Runbook Automationを停止します。
[Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop
プライマリノードで、以下のサービスを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して停止します。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[停止]ボタンをクリックします。
Shunsaku Director contents
Shunsaku Director metadata
Shunsaku Searcher cmdbs01
Shunsaku Searcher cmdbs02
Shunsaku Searcher cmdbs03
プライマリノードで、Interstageを停止します。
# isstop -f
プライマリノードで、メッセージブローカを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して停止します。
[コントロールパネル]－[管理ツール]－[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
プライマリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを停止します。
# ijnastop
プライマリノードで、Interstage Java EE DASサービスを停止します。
# ijdasstop
Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下のコマンドを実行し、Interstage ディレクトリサービスを停止します。
irepstop -R リポジトリ名
リポジトリ名がrep001の場合
irepstop -R rep001
プライマリノードで、JMXサービスを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Operation Toolを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
プライマリノードで共有ディスクをオフラインにします。
セカンダリノードで共有ディスクをオンラインにします。
セカンダリノードで、JMXサービスを起動します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Operation Toolを選択し、[起動]ボタンをクリックします。
Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstage ディレクトリサービスを使用する場合、セカンダリノードでInterstage ディレクトリサービスを起動します。起動方法は、プライマリノードの場合と同じです。
セカンダリノードで、Interstage Java EE DASサービスを起動します。
# ijdasstart
セカンダリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動します。
# ijnastart
セカンダリノードで、メッセージブローカを起動します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]－[管理ツール]－[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[起動]ボタンをクリックします。
セカンダリノードで、Interstageを起動します。
# isstart # ihsstart -all
セカンダリノードでリストアを行います。
リストアの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”を参照してください。
セカンダリノードで、Systemwalker Runbook Automationを停止します。
[Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop
セカンダリノードで、以下のサービスを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して停止をします。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[停止]ボタンをクリックします。
Shunsaku Director contents
Shunsaku Director metadata
Shunsaku Searcher cmdbs01
Shunsaku Searcher cmdbs02
Shunsaku Searcher cmdbs03
セカンダリノードで、Interstageを停止します。
# isstop -f
セカンダリノードで、メッセージブローカを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して停止します。
[コントロールパネル]－[管理ツール]－[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
セカンダリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを停止します。
# ijnastop
セカンダリノードで、Interstage Java EE DASサービスを停止します。
# ijdasstop
Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstage ディレクトリサービスを使用する場合、セカンダリノードでInterstage ディレクトリサービスを停止します。停止方法は、プライマリノードの場合と同じです。
セカンダリノードで、JMXサービスを停止します。
Windows(R)サービス機能を利用して起動します。
[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Operation Toolを選択し、[停止]ボタンをクリックします。
セカンダリノードで共有ディスクをオフラインにします。
クラスタサービスの起動
クラスタサービスを起動します。
“3.1.1 管理サーバの起動【Windows】”の手順を参照してください。
