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Systemwalker Runbook Automation クラスタ適用ガイド
Systemwalker

3.2.1 バックアップ

クラスタシステム上でサーバの資源をバックアップする手順を以下に示します。

Interstage ディレクトリサービス資源のバックアップ

Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下の手順でバックアップ作業を実施します。

なお、LDAPにActive DirectoryまたはOpenLDAPを利用している場合には、利用しているLDAPのマニュアルを参照して、バックアップ作業を実施してください。

ここでは、Interstageディレクトリサービスを利用している場合、かつ、リポジトリのデータベースに標準データベースを利用している場合のバックアップ方法について説明します。

以下では、リポジトリ名“rep001”をバックアップディレクトリ“X:\Backup\rep001”にバックアップする場合を例として、手順を示します。

  1. クラスタサービスの停止

    クラスタサービスを停止します。

    3.1.2 管理サーバの停止【Windows】”の手順を参照してください。

  2. プライマリノードで共有ディスクをオンラインにします。

  3. バックアップ用コマンドを実行します。なお、X:\Backupの配下に、rep001のディレクトリが存在する場合は削除してください。rep001のディレクトリが存在する場合、コマンドの実行に失敗します。

    [Interstage Application Serverのインストールディレクトリ]\bin\irepbacksys -d X:\Backup\rep001 -R rep001
  4. プライマリノードで共有ディスクをオフラインにします。

  5. クラスタサービスの起動

    クラスタサービスを起動します。

    3.1.1 管理サーバの起動【Windows】”の手順を参照してください。

Systemwalker Runbook Automation 実行環境のバックアップ

Systemwalker Runbook Automation 実行環境のバックアップを行います。通常のシングル構成でのバックアップと同じです。

バックアップ作業は以下の手順で実施します。

  1. クラスタサービスの停止

    クラスタサービスを停止します。

    3.1.2 管理サーバの停止【Windows】”の手順を参照してください。

  2. プライマリノードで共有ディスクをオンラインにします。

  3. Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下のコマンドを実行し、Interstage ディレクトリサービスを起動します。

    irepstart -R リポジトリ名

    例) リポジトリ名がrep001の場合

    irepstart -R rep001
  4. プライマリノードで、Interstage Java EE DASサービスを起動します。

    # ijdasstart
  5. プライマリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動します。

    # ijnastart
  6. プライマリノードで、メッセージブローカを起動します。

    Windows(R)サービス機能を利用して起動します。

    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[起動]ボタンをクリックします。

  7. プライマリノードで、Interstageを起動します。

    # isstart
  8. プライマリノードで、CMDBマネージャを停止します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbstop.bat
  9. プライマリノードで、以下のサービスを起動します。

    Windows(R)サービス機能を利用して起動します。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[起動]ボタンをクリックします。

    • Shunsaku Director contents

    • Shunsaku Director metadata

    • Shunsaku Searcher cmdbs01

    • Shunsaku Searcher cmdbs02

    • Shunsaku Searcher cmdbs03

  10. プライマリノードでバックアップを行います。

    バックアップの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”を参照してください。

  11. プライマリノードで、Systemwalker Runbook Automationを停止します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop
  12. プライマリノードで、以下のサービスを停止します。

    Windows(R)サービス機能を利用して停止します。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[停止]ボタンをクリックします。

    • Shunsaku Director contents

    • Shunsaku Director metadata

    • Shunsaku Searcher cmdbs01

    • Shunsaku Searcher cmdbs02

    • Shunsaku Searcher cmdbs03

  13. プライマリノードで、Interstageを停止します。

    # isstop -f
  14. プライマリノードで、メッセージブローカを停止します。

    Windows(R)サービス機能を利用して停止します。

    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。

  15. プライマリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを停止します。

    # ijnastop
  16. プライマリノードで、Interstage Java EE DASサービスを停止します。

    # ijdasstop
  17. Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合、プライマリノードで以下のコマンドを実行し、Interstage ディレクトリサービスを停止します。

    irepstop -R リポジトリ名

    リポジトリ名がrep001の場合

    irepstop -R rep001
  18. プライマリノードで共有ディスクをオフラインにします。

  19. セカンダリノードで共有ディスクをオンラインにします。

  20. Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstage ディレクトリサービスを使用する場合、セカンダリノードでInterstage ディレクトリサービスを起動します。起動方法は、プライマリノードの場合と同じです。

  21. セカンダリノードで、Interstage Java EE DASサービスを起動します。

    # ijdasstart
  22. セカンダリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを起動します。

    # ijnastart
  23. セカンダリノードで、メッセージブローカを起動します。

    Windows(R)サービス機能を利用して起動します。

    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[起動]ボタンをクリックします。

  24. セカンダリノードで、Interstageを起動します。

    # isstart
  25. セカンダリノードで、CMDBマネージャを停止します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\CMDB\FJSVcmdbm\bin\cmdbstop.bat
  26. セカンダリノードで、以下のサービスを起動します。

    Windows(R)サービス機能を利用して起動します。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[起動]ボタンをクリックします。

    • Shunsaku Director contents

    • Shunsaku Director metadata

    • Shunsaku Searcher cmdbs01

    • Shunsaku Searcher cmdbs02

    • Shunsaku Searcher cmdbs03

  27. セカンダリノードでバックアップを行います。

    バックアップの詳細については、“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”を参照してください。

  28. セカンダリノードで、Systemwalker Runbook Automationを停止します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop
  29. セカンダリノードで、以下のサービスを停止します。

    Windows(R)サービス機能を利用して停止します。[コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]より、以下のサービスを選択して、[停止]ボタンをクリックします。

    • Shunsaku Director contents

    • Shunsaku Director metadata

    • Shunsaku Searcher cmdbs01

    • Shunsaku Searcher cmdbs02

    • Shunsaku Searcher cmdbs03

  30. セカンダリノードで、Interstageを停止します。

    # isstop -f
  31. セカンダリノードで、メッセージブローカを停止します。

    Windows(R)サービス機能を利用して停止します。

    [コントロールパネル]-[管理ツール]-[サービス]にある、Interstage Message Queue Brokerサービスを選択し、[停止]ボタンをクリックします。

  32. セカンダリノードで、Interstage Java EE Node Agentサービスを停止します。

    # ijnastop
  33. セカンダリノードで、Interstage Java EE DASサービスを停止します。

    # ijdasstop
  34. Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstage ディレクトリサービスを使用する場合、セカンダリノードでInterstage ディレクトリサービスを停止します。停止方法は、プライマリノードの場合と同じです。

  35. セカンダリノードで共有ディスクをオフラインにします。

  36. クラスタサービスの起動

    クラスタサービスを起動します。

    3.1.1 管理サーバの起動【Windows】”の手順を参照してください。