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Systemwalker Runbook Automation クラスタ適用ガイド
Systemwalker

2.3.5 Systemwalker Runbook Automationのセットアップ(セカンダリノード)

Systemwalker Runbook Automationのセットアップを実施します。

事前にプライマリノードで共有ディスクをオンラインにし、Interstage、Interstage Java EE DASサービス、およびInterstage Java EE Node Agentサービスを起動しておく必要があります。

Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合は、事前にInterstageディレクトリサービスを起動しておく必要があります。

Interstage、Interstage JMXサービス、Java EEサービスおよびInterstageディレクトリサービスの起動方法は“2.3.4 Systemwalker Runbook Automationのセットアップ(プライマリノード)”の、“Interstageの起動【Windows】”、“Interstage JMXサービスの起動【Windows】”、“Java EEのサービスの起動【Windows】”および“Interstageディレクトリサービスの起動”を参照してください。

【Windows版】

注意

  • Administrator権限をもったローカルコンピュータのユーザーで実行してください。

  • 同一のコンピュータでSystemwalker Centric Managerを運用している場合、Systemwalker Runbook Automationのセットアップ作業中に、一部のSystemwalker Centric Managerのサービスを停止させる操作を行います。このため、セットアップ中にはSystemwalker Centric Managerの運用は行わないでください。

  • セットアップコマンドでは、セットアップ中にSystemwalker Operation Managerを停止し、セットアップ終了時にSystemwalker Operation Managerを起動します。業務への影響があるため、セットアップ中にSystemwalker Operation Managerの運用は行わないでください。

  • セットアップが何らかの原因で失敗した場合は、システム再起動後に必ずアンセットアップを実施してください。

  1. セカンダリノードのサーバに管理者権限をもったユーザーでログインします。

  2. 同一のコンピュータでSystemwalker Centric Managerを運用している場合、以下のコマンドを実行してSystemwalker Centric Managerと共通のサービスを停止します。

    poperationmgr /a

  3. 以下のコマンドを実行して、セットアップを開始します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_setup -s

  4. Systemwalker Runbook Automationセットアップツールが起動されます。

    表示された内容を確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。

  5. 構築するサーバ種別を選択します。

    各設定値を入力後、[次へ]ボタンをクリックしてください。

    項目名

    入力値

    構築するサーバの種別

    "スタンドアロンサーバ(クラスタ運用 - セカンダリノード)"を選択します。

    高信頼化環境設定

    引継ぎファイル格納ディレクトリ

    プライマリノードで環境を作成した引継ぎファイルディレクトリを指定します。

    かならず、共有ディスク上のディレクトリを指定してください。

    プライマリノードのホスト名

    プライマリノードの物理IPアドレスに対応するホスト名を入力します。(注1)

    デフォルトでは、プライマリノードのホスト名が表示されます。

    セカンダリノードのホスト名

    セカンダリノードの物理IPアドレスに対応するホスト名を入力します。(注1)

    デフォルトでは、プライマリノードで入力したセカンダリノードのホスト名が表示されます。

    注1)

    論理ホスト名(論理IPアドレスに対応するホスト名)を入力しないでください。

    注意

    プライマリノードのホスト名またはセカンダリノードのホスト名をデフォルトの値から変更された場合、以下の警告が表示されます。

    この警告が表示された場合、プライマリノードで以下のファイルを編集し、セカンダリノードで入力したプライマリノードのホスト名およびセカンダリノードのホスト名と同じになるように修正してください。

    Systemwalker Operation Managerインストール先ディレクトリ\MPWALKER.JM\mpjmcal\etc\calcphost.def

    [編集例]

    @V11L10
    #Specify host names or IP addresses on the subsequent lines.
    PRIMARYHOST
    SECONDARYHOST
  6. 設定内容が表示されます。

    表示された値に誤りがないことを確認し、[次へ]ボタンをクリックしてください。セットアップが開始されます。

  7. セットアップ状況表示画面が表示されます。

  8. セットアップが正常終了した場合、設定内容が表示されます。表示内容を確認して[完了]ボタンをクリックしてください。

  9. 同一のコンピュータでSystemwalker Centric Managerを運用している場合、以下のコマンドを実行してSystemwalker Centric Managerとの共通のサービスを起動します。

    soperationmgr /a

  10. 以下のコマンドを実行し、Systemwalker Runbook Automationを停止します。

    [Systemwalker Runbook Automation 管理サーバのインストールディレクトリ]\bin\swrba_stop

  11. Systemwalker Runbook Automationが提供するInterstageディレクトリサービスを使用する場合は、以下のコマンドを実行しInterstageディレクトリサービスを停止します。

    irepstop -R リポジトリ名

    例)リポジトリ名がrep001の場合

    irepstop -R rep001