Systemwalker Runbook Automationがサポートするクラスタシステムを以下に示します。
管理サーバ
以下に含まれるMicrosoft(R) Cluster Service (MSCS)、またはMicrosoft(R) Failover Clustering
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x86)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter(x64)
クラスタ運用はサポートしません。
連携サーバ
以下に含まれるMicrosoft(R) Cluster Service (MSCS)、またはMicrosoft(R) Failover Clustering
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2003 R2, Enterprise x64 Edition
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x86)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 Enterprise(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2008 R2 Enterprise(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 Datacenter(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Standard(x64)
Microsoft(R) Windows Server(R) 2012 R2 Datacenter(x64)
Fujitsu PRIMECLUSTER Enterprise Edition 4.1A20 以降
Fujitsu PRIMECLUSTER HA Server 4.1A20 以降
Fujitsu PRIMECLUSTER Clustering Base 4.1A20 以降
クラスタシステムの運用イメージ
クラスタシステムでのサーバの運用イメージを以下に示します。
クラスタシステムにおけるノードや処理の呼び方は、以下の用語を使用して説明しています。
現用ノード
運用するノードです。
待機ノード
運用を引き継ぐために待機するノードです。
フェールオーバ
異常が発生したときに現用ノードから待機ノードへ運用を引き継ぐことです。
共有ディスク
クラスタシステムにおいて現用ノードと待機ノードで共有して使用するディスク領域のことです。
論理IPアドレス
クラスタシステムで使用する、現用ノードと待機ノードとで共通の仮想のIPアドレスです。
物理IPアドレス
各ノードの固有のIPアドレスです。
また、現用ノード/待機ノードを物理的に区別するため、以下の用語を使用します。
プライマリノード
クラスタサービスの最初の起動時に現用ノードになるノードです。以降、フェールオーバの発生にあわせ、待機ノード、現用ノードと順に切り替えて運用します。
セカンダリノード
クラスタサービスの最初の起動時に待機ノードになるノードです。以降、フェールオーバの発生にあわせ、現用ノード、待機ノードと順に切り替えて運用します。
フェールオーバの契機
フェールオーバは、クラスタシステムに登録されたリソースの異常を契機に行われます。