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Systemwalker Runbook Automation リファレンスガイド
Systemwalker

3.19.1 仮想環境の管理製品の情報登録

仮想環境の管理製品の情報が構成管理データベース(CMDB)に登録されていない場合は登録します。また、仮想環境の管理製品をクラスタ構成とされている場合、クラスタシステムの代表IPアドレスが正しく登録されているか確認します。

[論理ノード]および[インストール済ソフトウェア]について、下記の情報が登録されているかを確認し、登録されていない場合は登録します。また登録した[インストール済ソフトウェア]を[論理ノード]と関連づけします。

表3.1 論理ノード(LogicalServer)への設定内容

属性

設定値

ユニーク識別子

任意の値

ホスト名

仮想環境の管理サーバのホスト名

なお、管理サーバと仮想環境の管理サーバが同一サーバの場合は“localhost”を指定してください。

IPアドレス

仮想環境の管理サーバのIPアドレス(※)

なお、管理サーバと仮想環境の管理サーバが同一サーバの場合は以下を指定してください。

  • “127.0.0.1”

※: 仮想環境の管理製品をクラスタ構成とされている場合、クラスタシステムの代表IPアドレスを設定します。

表3.2 インストール済ソフトウェア(InstalledSoftware)への設定内容
(ServerView Resource Orchestratorで管理している場合)

属性

設定値

ユニーク識別子

任意の値

製品名

ServerView Resource Orchestrator  または

ServerView Resource Orchestrator Manager  または

FJSVrcvmr

特記事項

ServerView Resource OrchestratorにREST通信するためのポート番号(※)

※:省略可能。省略した場合、ポート番号として23461を使用

表3.3 インストール済ソフトウェア(InstalledSoftware)への設定内容
(ServerView Resource Orchestratorで管理していない場合)

属性

設定値

ユニーク識別子

任意の値

製品名

VMware vCenter Server

表3.4 関連づけの設定内容

参照元

参照先

論理ノード

インストール済ソフト

注意

  • ServerView Resource Orchestratorで管理をしている仮想サーバと、ServerView Resource Orchestratorで管理をしていない仮想サーバの両方が存在している場合は、ServerView Resource Orchestratorの情報とVMwareの情報の両方を登録してください。

登録手順

[論理ノード]および[インストール済ソフトウェア]の登録は、Webコンソールの構成管理画面で以下の手順で行います。

  1. CMDBに[論理ノード]を登録します。

    1. Webコンソールで、構成管理メニューを開きます。

    2. [CI登録]をクリックします。

    3. [CIタイプ選択]で[論理ノード]を選択します。
      [ホスト名]、[ユニーク識別子]、および[IPアドレス]を入力し、[登録]ボタンをクリックします。

    4. GIDが表示されますので、控えておいてください。

  2. CMDBに[インストール済ソフトウェア]を登録します。

    1. 構成管理メニューで[CI登録]をクリックします。

    2. [CIタイプ選択]で[インストール済ソフトウェア]を選択します。
      [ユニーク識別子]および[製品名]を入力し、[登録]ボタンをクリックします。なお、仮想環境の管理製品がServerView Resource Orchestratorの場合で、ServerView Resource OrchestratorにREST通信するためのポート番号を指定する場合は、[特記事項]にポート番号を入力します。

    3. GIDが表示されますので、控えておいてください。

  3. [論理ノード]と[インストール済ソフトウェア]を関連づけます。

    1. 構成管理メニューで[CI更新・削除]をクリックします。

    2. [検索]タブを選択します。
      [CIタイプ]で[論理ノード]を指定し、[検索]ボタンをクリックします。

    3. [論理ノード]の登録時に控えたGIDを探し、当該GIDをクリックします。

    4. [関係CI]タブをクリックします。

    5. [追加]ボタンをクリックします。

    6. [検索]タブを選択します。
      [CIタイプ]で[インストール済ソフトウェア]を指定し、[検索]ボタンをクリックします。

    7. [インストール済ソフトウェア]の登録時に控えたGIDを探し、当該GIDのチェックボックスをチェックします。
      参照先のラジオボタンを選択し、[追加]ボタンをクリックします。

    8. [更新]ボタンをクリックします。

参照

CMDBにデータを登録する操作の詳細は、“Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド”の“CI登録・更新・削除”を参照してください。