機能説明
本コマンドは、すべてのプロセスインスタンスの中から、以下の条件で異常な状態になっているプロセスインスタンスに対してリカバリを行います。
運用操作部品ノードの実行中に、システムダウンなどで管理サーバが停止した場合
管理サーバの復旧後、本コマンドを実行することにより、リカバリに成功したプロセスインスタンスは、実行中であった運用操作部品ノードから処理が再開されます。
記述形式
swrba_recoverprocess |
オプション
なし
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
Systemwalker Runbook Automationが起動している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)の権限が必要です。
Systemwalker Runbook Automationが起動している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
リカバリを行うプロセスインスタンスが複数存在する場合は、それらすべてに対してリカバリを行います。また、それぞれについてリカバリに成功したか失敗したかのいずれかのメッセージが出力されます。
異常な状態になっているプロセスインスタンスが存在しない場合、本コマンドは正常終了します。
実行結果/出力形式
プロセスインスタンスのリカバリに成功した場合、以下のメッセージが出力されます。
PROCESSID:プロセスインスタンスID(ACTIVITYID:アクティビティID) is recovered |
プロセスインスタンスのリカバリに失敗した場合、以下のメッセージと同時にエラーメッセージが出力されます。
PROCESSID:プロセスインスタンスID(ACTIVITYID:アクティビティID) recovery failed FSP_SW/RB-A_BASE: ERROR: ・・・ |