機能説明
本コマンドは、管理サーバで、Systemwalker Runbook Automationの資源を指定された退避先ディレクトリに退避します。
記述形式
swrba_backup 退避先ディレクトリ |
オプション
バックアップの退避先となるディレクトリをフルパスで指定します。
退避先ディレクトリが存在する場合は、配下にファイルまたはディレクトリが存在しないディレクトリを指定する必要があります。
退避先ディレクトリが存在しない場合は、指定されたディレクトリを作成します。
半角英数字のみが指定可能です。記号および空白を含むことはできません。
指定可能な最大パス長は32文字です。
復帰値
正常終了
異常終了
強制終了
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
Systemwalker Runbook Automationが停止している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
Systemwalker Runbook Automationが停止している必要があります。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
“Systemwalker Runbook Automation 導入ガイド”の“Systemwalker Runbook Automationのバックアップ”に記載されている手順に従って資産の退避を行うようにしてください。
本コマンドは、Systemwalker Operation Managerのバックアップを合わせて実施します。Systemwalker Operation Managerと同時に運用している場合、Systemwalker Operation Managerのバックアップとタイミングを合わせて実施してください。
Systemwalker Runbook Automationがセットアップ済みであることを確認してください。
本コマンドを実行する前に、以下のことを確認してください。
退避先ディレクトリへの書き込みが可能であること。
退避先ディレクトリが空のディレクトリ、または存在しないディレクトリであること。
退避先のディスク空き容量が、ユーザー資産を退避するための十分な大きさを満たしていること。
【Linux】
退避先ディレクトリには、omsユーザーが参照できるフルパスを指定してください。
使用例
【Windows】
“C:\backup”に退避します。
swrba_backup C:\backup |
【Linux】
“/usr/backup”に退避します。
/opt/FJSVswrbam/bin/swrba_backup /usr/backup |