機能説明
本コマンドは、管理サーバで、Interstageシングル・サインオンの以下のサービスの起動・停止を行います。
Interstage 管理コンソール
Interstage HTTP Server (注1)
Interstage ディレクトリサービスのリポジトリ (注2)
(注1) 本コマンドを実行したマシン上に構築されているすべてのWebサーバが対象になります。
(注2) SSOリポジトリのみ対象となります。対象となるSSOリポジトリは、Interstage管理コンソールの[セキュリティ]-[シングル・サインオン]-[認証基盤]-[リポジトリサーバ]の[環境設定タブ]の[リポジトリサーバ詳細設定]のリポジトリ名から確認してください。ただし、Interstage管理コンソールが停止している場合、確認を行うことはできないため、Interstage管理コンソールが起動している状態で確認を行ってください。
記述形式
ssoclservicectl {start|stop} |
オプション
サービスを起動する場合に指定します。stopオプションと同時に指定することはできません。
サービスを停止する場合に指定します。startオプションと同時に指定することはできません。
復帰値
正常終了
異常終了
コマンド格納場所
【Windows】
[Systemwalker Runbook Automation管理サーバのインストールディレクトリ]\sso\bin |
【Linux】
/opt/FJSVswrbam/sso/bin |
実行に必要な権限/実行環境
【Windows】
Administrator権限が必要です。ご利用OSがWindows Server 2008以降の場合は、管理者として実行してください。
管理サーバで実行可能です。
【Linux】
システム管理者(スーパーユーザー)のみが実行できます。
管理サーバで実行可能です。
注意事項
本コマンドは複数同時に実行しないでください。
本コマンドは、“1.2.2 ssoclsetup(Interstage シングル・サインオンのセットアップコマンド)”で作成した環境で実行してください。
本コマンドを使用してサービスを停止すると、Interstage管理コンソールも停止します。
本コマンド実行後、起動・停止に失敗したサービスがあった場合は、出力されるメッセージ、およびイベントログ(Linuxの場合はシステムログ)に出力されるメッセージから問題を解決し、再度コマンドを実行してください。
本コマンドで起動するサービスがすでに起動していた場合、起動済みであることを表すメッセージが出力されます。
本コマンドで停止するサービスがすでに停止していた場合、停止済みであることを表すメッセージが出力されます。