サブプロセスは、複雑なタスクを取り扱い易い単位に分割するために使用されます。異なるプロセスをもつ異なる部門の作業をシームレスにリンクして、情報を交換したり、共同作業を調整したりするには、サブプロセスが最も適しています。
サブプロセスは、親プロセス定義ではSubprocessノードによって表されます。Subprocessノードに到達すると、サブプロセスに制御が渡されます。親プロセスは、サブプロセスが完了してその結果が戻されるまで待機します。
サブプロセスをモデル化する方法について説明します。
親プロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。
サブプロセス定義を作成し、プロセスフローをモデル化します。
Subprocessノードを親プロセス定義に追加します。
親プロセス定義とサブプロセス定義を連結します。
その手順については、“9.1.1 親プロセス定義とサブプロセス定義の連結”を参照してください。
プロセス定義が連結されると、親プロセス定義からサブプロセス定義に簡単に移動できます。その手順については、“9.1.2 サブプロセス定義への移動”を参照してください。
親プロセス定義とサブプロセス定義の両方で、やり取りされるUDAを指定します。
注意
各プロセス定義で、同じUDAに別の名前を付けることができます。ただし、同じデータ型である必要があります。異なるデータ型の場合、UDAをマッピングできません。
やり取りする必要があるUDAのデータマッピングを定義します。
その手順については、“9.1.3 サブプロセスのデータマッピング定義”を参照してください。
注意
再帰的なサブプロセスがあるプロセス定義をデザインする場合は、注意が必要です。関連するプロセス定義をすべてチェックし、無限ループが起きないことを確認してください。