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Systemwalker Runbook Automation Studio利用ガイド
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6.25 複合分岐条件の定義

前提条件:

Conditionalノードを使用するときに指定できるのは単純な分岐条件だけです。UDAが指定した値と同じであるか、指定した値より小さいか、または大きいかだけを指定できます。Complex Conditionalノードの場合は、JavaScript式を使用して、より柔軟に分岐条件を指定できます。

複合分岐条件を定義する方法について説明します。

  1. Complex Conditionalノードを選択します。

  2. [決定ルール]タブを選択します。

    図6.45 複合分岐条件の定義

  3. Complex Conditionalノードを起点とする各矢印に、JavaScript式を指定します。各矢印の[条件]の列を選択します。JavaScript式を直接入力することも、[式の作成]ダイアログを使用して作成することもできます。詳細については、“11.14 JavaScript式の定義”を参照してください。

    矢印に指定したJavaScript式がtrueに評価されると、その矢印が選択されます。

  4. デフォルトの矢印を定義する場合は、その矢印を選択し、[デフォルト]ボタンをクリックします。

  5. 分岐条件の評価順序を変更するには、分岐条件を選択し、[上へ]または[下へ]ボタンをクリックします。

    すべての外向き矢印は、このダイアログに表示された順序で確認され、最初に一致した分岐条件が選択されます。有効な分岐条件が見つからない場合は、分岐条件に当てはまらなくても、デフォルト値として定義した矢印が選択されます。