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Systemwalker Runbook Automation 運用ガイド
Systemwalker

3.4.1 運用操作部品の処理の流れ

運用操作部品は、以下の手順で処理を行います。

  1. 運用操作部品への入力

    運用操作部品を実行するために必要な入力情報が格納されたファイル(入力情報ファイル)のファイル名を運用操作部品の実行時の引数で受け取ります。

    入力情報ファイルは、XML形式ファイルです。

    ファイル名は絶対パスで受け取ります。

  2. 運用操作部品の実行に必要な入力情報を取得

    運用操作部品の内部で入力情報ライブラリを利用して、入力情報ファイルから入力情報を抽出します。

    入力情報ファイルの文字コードはUTF-8です。

  3. 運用操作部品を実行

    入力情報を利用して、運用操作部品に必要な処理を行います。

    運用操作部品は、管理サーバ上で実行されます。リモートサーバ上で処理を実行する場合、リモートで処理を実行するための処理を作成する必要があります。

  4. 運用操作部品の実行結果を出力

    運用操作部品の実行結果には、復帰値、標準出力、標準エラー出力があります。

    標準出力、標準エラー出力の文字コードはUTF-8に変換し、出力します。

    標準出力は、次の運用操作部品で処理を行うための入力情報として利用できます。

    標準エラー出力は、運用操作部品の実行結果を保持するために利用できます。