ここでは、677XX系のメッセージについて説明します。
意味
要求された処理で使用するobjに凍結状態のリソースが含まれているため、処理を実行できません。
対処
凍結状態ではないリソースを指定し、処理を実施してください。
物理L-Serverのネットワーク構成変更時に本エラーが発生した場合
凍結されたネットワークリソースがネットワーク構成に含まれているため、L-Serverの設定を変更できません。
凍結されていないネットワークリソースを指定してください。
意味
操作対象のリソースにて、異なるサイト属性を持つリソースの組み合わせが指定されました。
対処
同じサイト属性を持つリソースを選択し、再度操作してください。
意味
仮想ストレージvstorageは、コマンドで指定したテナント、または、テナントに属さないリソース("global")に含まれるresource2以外に、resource1でも利用されています。
コマンドの引数には、同じ仮想ストレージを利用するリソースを持つすべてのテナントや、テナントに属さないリソース("global")を同時に指定する必要があります。
targetには、以下のいずれかが表示されます。
tenant "テナント名"
resource1は、テナント名のテナントに属しています。
global
resource1は、テナントに属さないリソースです。
対処
コマンドの引数にtargetを指定し忘れていないか確認してください。
指定漏れの場合は、以下の通り指定を追加してコマンドを再実行してください。
targetがtenant "tenant_name"の場合
コマンドに -tenant tenant_nameを追加してください。
targetがglobalの場合
コマンドに -globalを追加してください。
意味
VM製品にクローニングイメージを登録できません。クローニングイメージのVMファイルは仮想ストレージvstorage1, vstorage2,...に格納されています。すべての仮想ストレージに接続したVMホストを本製品が見つけられないため登録に失敗しました。
DRの仮想L-Server切替え(VMゲスト)において本メッセージが発生した場合、仮想ストレージをVMホストにマウントせずに一括切替えコマンドを実行した可能性があります。
対処
メッセージに表示された仮想ストレージが、以下のすべての条件を満たすVMホストに接続されているか確認してください。
電源がON
監視状態がnormal
保守モードが設定されていない
サーバ仮想化ソフトウェアのメンテナンスモードが設定されていない
条件を満たすようにVMホストの設定を変える、または、条件を満たすVMホストに仮想ストレージを接続してください。
DRの仮想L-Server切替え(VMゲスト)において本メッセージが発生した場合、DRの切替え手順に従って仮想ストレージをVMホストにマウントしたあと、一括切替えコマンドを再実行してください。