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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 メッセージ集
FUJITSU Software

4.5.2 655XX系

ここでは、655XX系のメッセージについて説明します。

65509

65509:復旧不可能なエラーが発生しました。

意味

I/Oエラーまたはコマンドの実行に失敗しました。

対処

HBA address rename設定サービス用サーバでディスク不足が発生していないか、ネットワークが正しくつながっているかを確認してください。
確認後、再度本メッセージが表示された際に行った操作をしてください。
同じエラーが発生した場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


65510

65510:内部矛盾が発生し、登録処理に失敗しました。

意味

I/Oエラーまたはコマンドの実行に失敗しました。

対処

HBA address rename設定サービス用サーバでディスク不足が発生していないか、ネットワークが正しくつながっているかを確認してください。
確認後、再度本メッセージが表示された際に行った操作をしてください。
同じエラーが発生した場合、本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


65516

65516:Webブラウザを起動できないため、ヘルプを表示できません。

意味

ヘルプの内容を表示するためのWebブラウザを起動できませんでした。

対処

Webブラウザの設定をしてください。
Internet Explorerを起動し、[ツール(T)]-[インターネット オプション(O)]から[プログラム]タブを選択して、[既定とする(D)]ボタンをクリックしてください。
そのあと、再度本メッセージが表示された際に行った操作をしてください。
同じエラーが発生した場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


65529

65529:管理サーバとの接続に失敗しました。
FJSVrcx:ERROR:65529:establishing connection with admin server failed

意味

以下の場合に、本メッセージが表示されます。

  1. 管理サーバとの接続に失敗した場合

    以下の可能性があります。

    • 管理サーバが停止している

    • 管理サーバ上のマネージャーが停止している

    • ほかのユーザーにより、ログインしていたユーザーが削除された

    • 管理サーバでクラスタ切替えが発生している

    設定または操作を行ったあとに本メッセージが表示された場合、実行した設定または操作に失敗した可能性があります。

  2. 同一の管理サーバに、同じWebブラウザから表示した別のウインドウまたはタブ(同一プロセス)でログインしているユーザーがログアウトした場合

  3. ネットワークビューアの[解析モード]画面で影響範囲表示用データまたは障害状態変更データに対する操作を実施した場合

    操作対象の影響範囲表示用データまたは障害状態変更データがすでに削除されている可能性があります。

対処

a.の場合

以下について確認し、エラーの原因を取り除いたあと、再ログインしてください。
クラスタ切替えが発生している場合は、待機側でマネージャーが起動するまで待った後、再ログインしてください。
設定または操作を行ったあとに本メッセージが表示された場合、再ログイン後、再実行した設定または操作を行ってください。
なお、同一プロセスで再ログインする場合、ログイン画面を省略して、自動的にログインが行われます。

  • マネージャーが停止している場合、マネージャーを起動してください。

    以下の方法で、マネージャーの起動を確認できます。

    【Windowsマネージャー】
    コントロール パネルで"管理ツール"から"サービス"を開き、[サービス]画面で、「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」の「マネージャー本体」に記載されているサービスの状態が、"開始"になっているか確認します。

    【Linuxマネージャー】
    serviceコマンドを使用して、「運用ガイド VE」の「2.1 マネージャーの起動と停止」の「マネージャー本体」に記載されているサービスの起動状態を確認します。

  • HBA address rename設定サービス用サーバと管理サーバ間のネットワーク環境に問題がないか確認してください。

    LANのコネクターからケーブルが外れている場合、接続してください。

  • ログインしていたユーザーが登録されているか本製品の特権管理者に確認してください。
    登録されていない場合、本製品の特権管理者に対処を依頼してください。

b.の場合

再ログインしてください。このとき、ログイン画面を表示せずに自動的にログインが行われます。

c.の場合

[解析モード]画面を再起動してください。


65530

65530:サービスの起動処理に失敗しました。

意味

SystemcastWizardやほかのDHCPサービス、PXEサービスがインストールされているか、またはメモリの不足が原因で、サービスの起動処理に失敗しました。
サービスは開始されていません。

対処

【Windowsマネージャー】
コントロール パネルで"管理ツール"から"イベント ビューア"を開き、表示された画面のイベントログに「メッセージ番号 61506」が出力されているか確認して以下の対処を行ってください。

  • 「メッセージ番号 61506」が表示されている場合

    SystemcastWizardやほかのDHCPサービス、PXEサービスをアンインストールしたあと、再操作してください。

  • 「メッセージ番号 61506」が表示されていない場合

    使用していないアプリケーションを終了するか、またはメモリを増設したあと、再操作してください。

【Linuxマネージャー】
システムログに「メッセージ番号 61506」が出力されているか確認し、以下の対処を行ってください。

  • 「メッセージ番号 61506」が表示されている場合

    SystemcastWizardやほかのDHCPサービス、PXEサービスをアンインストールしたあと、再操作してください。

  • 「メッセージ番号 61506」が表示されていない場合

    使用していないアプリケーションを終了するか、またはメモリを増設したあと、再操作してください。

上記の対処を行っても問題が解決しない場合、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


65531

FJSVrcx:ERROR:65531:obj: Two or more partition servers were detected on the partition chassis.

意味

シャーシ内に2つ以上のサーバが存在します。

対処

シャーシ内のサーバ数を1つの構成に変更したあと、再実行してください。


65532

FJSVrcx:ERROR:65532:spare_server_name: The spare server should have the same WWPN for the target CA as the primary server, but a different AffinityGroup.

意味

予備サーバに設定するターゲットCAのWWPN値は運用サーバと同じ値、かつAffinityGroupは運用サーバと異なる値にする必要があります。

対処

予備サーバに設定するターゲットCAのWWPN値とAffinityGroupを修正したあと、再実行してください。