ここでは、647XX系のメッセージについて説明します。
【Virtual Edition】
意味
ファイル形式に誤りがあります。
fileには、ファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。
対処
fileが"ipaddr.conf"の場合、以下の項目を確認してください。
定義の記述が"キーワード(番号)=設定値"の形式になっていること
detailには、"line 行番号"で読み込めない行の行番号が表示されます。
NODE_NAMEの記述があること
detailには、"none,キーワード"でNODE_NAMEが存在しない定義が表示されます。
インターフェースエントリーの先頭にIF_NAMEまたはVIF_NAMEの記述があること
detailには、"サーバ名,キーワード"で先頭に記述のない定義が表示されます。
インターフェースエントリーのキーワードが重複または不足していないこと
detailには、"サーバ名,キーワード"で重複または不足している定義が表示されます。
各インターフェースエントリー内のキーワードの番号がエントリー内で一致していること
detailには、"サーバ名,キーワード"で一致していない定義が表示されます。
各サーバ内の、インターフェースエントリーのキーワードの番号が、0から昇順の値になっていること
detailには、"サーバ名,キーワード"で昇順の値になっていない定義が表示されます。
ipaddr.confファイルについては、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再実行してください。
【Virtual Edition】
意味
定義ファイルに無効な設定値があります。
fileには、ファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。
対処
fileが"ipaddr.conf"の場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示す定義の設定値で、以下の項目を確認してください。
設定値が空白ではないこと、余分な空白を記述していないこと
サーバ名が先頭文字を英字とし、半角英数字およびハイフン("-")で構成された15文字以内の文字列であること
IPアドレス、サブネットマスクの形式(ピリオド(".")区切りの10進数表記)に誤りがないこと
IPアドレスにネットワークアドレス、マルチキャストアドレス、ブロードキャストアドレスを使用していないこと
仮想インターフェース名がshaX(Xは0~255の整数)であること
監視先IPアドレスの2つに異なるIPアドレスを設定していること
HUB-HUB間監視の有無にONまたはOFFを設定していること
ipaddr.confファイルについては、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再実行してください。
【Virtual Edition】
意味
定義ファイルの設定値が重複しています。
fileには、ファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。
対処
fileが"ipaddr.conf"の場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示す定義の設定値が、同ファイルのほかの定義と重複しているので、以下の項目を確認してください。
全サーバのサーバ名が重複していないこと
全サーバのインターフェース、仮想インターフェースのIPアドレスが重複していないこと
各サーバ内で、インターフェース、仮想インターフェース名が重複していないこと
監視先IPアドレスが、全サーバのインターフェース、仮想インターフェースのIPアドレスに使用されていないこと
ipaddr.confファイルについては、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再実行してください。
【Virtual Edition】
意味
定義ファイルの設定に無効なネットワークアドレスがあります。
fileには、ファイル名が表示されます。
detailには、誤りの詳細が表示されます。
対処
fileが"ipaddr.conf"の場合、detailに表示された"サーバ名,キーワード"が示すIPアドレスが属するサブネットで、以下の項目を確認してください。
キーワードがIF_IPADまたはVIF_IPADの場合
IPアドレスが属するサブネットが、同じサーバの別のインターフェース、仮想インターフェースのサブネットと異なり、どちらにも含まれないことを確認してください。
キーワードがPOL_ADDRの場合
IPアドレスが属するサブネットが、同インターフェースエントリーの仮想インターフェースのIPアドレスが属するサブネットと同じことを確認してください。
ipaddr.confファイルについては、「操作ガイド VE」の「17.6 クローニングイメージに定義できるネットワークパラメーター自動設定機能」を参照してください。
正しい定義を行ったあと、再実行してください。