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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 メッセージ集
FUJITSU Software

4.1.2 613XX系

ここでは、613XX系のメッセージについて説明します。

61305

FJSVrcx:ERROR:61305:internal error

意味

内部エラーが発生しました。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


61306

FJSVrcx:ERROR:61306:monitoring of server boot failed

意味

管理対象サーバのブート監視に失敗しました。
サーバのHBAへのWWN設定処理に失敗する可能性があります。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


61307

FJSVrcx:ERROR:61307:PXE server control failed

意味

PXEサーバの制御に失敗しました。
サーバのHBAへのWWN設定処理に失敗する可能性があります。

対処

本メッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


61308

FJSVrcx:ERROR:61308:WWN setting failed. code=%1,%2

意味

サーバのHBAにWWNを設定する処理に失敗しました。

%1には、内部コードが表示されます。
%2には、以下のどれかが表示されます。

  1. HBA adapter not found

  2. command error

  3. TFTP error

対処

a.の場合

WWNを設定するポート数分以上のHBAを正しく挿入してください。

b.の場合
  • Virtual Editionの場合、「設計ガイド VE」の「6.2.7 管理対象サーバのBIOS設定」を参照し、FC-HBA BIOSのファームウェアが古い場合はアップデートしてください。

  • Cloud Editionの場合、「設計ガイド CE」の「8.2.7 管理対象サーバのBIOS設定」を参照し、FC-HBA BIOSのファームウェアが古い場合はアップデートしてください。

c.の場合

ファイル転送に関する問題が発生しました。管理LANの接続状態を確認してください。
管理対象サーバの管理LANのIPアドレスとほかのIPアドレス(iRMC、SANストレージの管理LANなど)が重複していないか確認してください。

上記以外のメッセージが出力された場合、または上記の対処を行っても問題が解決しない場合は、該当するメッセージと調査資料を採取し、当社技術員に連絡してください。


61309

FJSVrcx:ERROR:61309:The port number for service_name is already in use.

意味

service_nameが使用するポート番号がすでに使用されています。

対処

service_nameが使用するポート番号を確認し、必要に応じて変更してください。
詳細は、以下を参照してください。

  • 「設計ガイド VE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。

  • 「設計ガイド CE」の「付録A ポート一覧」を参照してください。


61310

FJSVrcx:ERROR:61310:The process of %1 was aborted.

意味

%1の処理が中止されました。

%1には、以下のどれかが表示されます。

  1. Rebooting control domain

    制御ドメインのリブートを中止しました。

  2. Waiting for completion of os shutdown

    制御ドメインのシャットダウン確認を中止しました。

  3. Waiting for completion of server boot

    サーバの起動確認を中止しました。

  4. Recovering pci

    物理IOの復元を中止しました。

  5. Recovering vconsole

    ドメインのコンソールに使用するポート番号の復元を中止しました。

  6. Starting io domain

    IOドメインの起動を中止しました。

  7. Starting guest domain

    ゲストドメインの起動を中止しました。

  8. Saving OVM spconfig

    サービスプロセッサへのドメイン構成情報の保存を中止しました。

対処

a.、b.、c.の場合

特に作業を実施する必要はありません。

d.の場合

制御ドメイン、またはIOドメインに割り当てた物理I/Oデバイスを再設定してください。
ldmコマンドの詳細は、オラクル社の「Oracle VM Server for SPARC 管理ガイド」を参照してください。

e.の場合

ゲストドメインの仮想コンソールのポート番号を再設定してください。
ldmコマンドの詳細は、オラクル社の「Oracle VM Server for SPARC 管理ガイド」を参照してください。

f.、g.の場合

IOドメイン、ゲストドメインの順番で起動してください。
ldmコマンドの詳細は、オラクル社の「Oracle VM Server for SPARC 管理ガイド」を参照してください。

h.の場合

サービスプロセッサにドメイン構成情報を保存してください。
ldmコマンドの詳細は、オラクル社の「Oracle VM Server for SPARC 管理ガイド」を参照してください。