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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 【VMware】検疫ネットワークへの自動隔離機能(仮想L-Server用)使用手引書
FUJITSU Software

3.1 セキュリティリスク検出時の運用

  1. インフラ管理者はメール通知または本製品のマネージャーが動作するサーバのシステムログにより、セキュリティリスクが検出されたことを認識します。

  2. 本製品のマネージャーはウイルスバスターCorp. 11.0 サーバからの通知に従い、セキュリティリスクが発生した仮想L-Serverを設定内容に従い自動的にネットワーク切り替えを実施し、仮想L-Serverを検疫ネットワークに隔離します。

    参考

    2つの仮想L-Serverにセキュリティリスクが発生した場合、2つの仮想L-Serverのネットワーク切り替え完了までにかかる時間の目安は約90秒です。

  3. インフラ管理者はRORコンソールから仮想L-Serverのネットワークが検疫ネットワークに切り替わったことおよび仮想L-ServerのIPアドレスを確認します。

  4. 仮想マシンの利用者は、セキュリティリスクが発生した仮想マシンを利用できなくなります。

    インフラ管理者に依頼することで、他の仮想マシンを利用できます。

  5. インフラ管理者は、セキュリティリスクが発生した仮想マシンのコンソールを開いて以下の検疫処理を実施します。

    1. 手順3.で確認した仮想L-ServerのIPアドレスおよびネットワーク情報に合わせて、OSのネットワーク設定を変更してください。

    2. 問題があるファイルを削除し、ウイルススキャンを実施します。ウイルスが検出されないことを確認します。