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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 【VMware】検疫ネットワークへの自動隔離機能(仮想L-Server用)使用手引書
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第2章 導入 > 2.6 仮想L-Serverの接続ネットワークを検疫ネットワークに変更するネットワーク変更用XMLファイルの作成と格納
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2.6 仮想L-Serverの接続ネットワークを検疫ネットワークに変更するネットワーク変更用XMLファイルの作成と格納

以下の手順でネットワーク変更用XMLファイルの作成と格納を実施してください。なお、ネットワーク変更用XMLファイルの作成と格納は、本製品の運用中でも実施できます。

  1. 本製品のマネージャーで、以下のコマンドを実行し、変更のベースとなるXMLを出力します。

    > rcxadm lserver show -name L-Server名 -format xml <RETURN>

  2. 出力されたXMLファイルから不要な情報を削除し、以下のように編集します。

    Resourcesタグ、LServerタグ、NICsタグが必要です。

    検疫ネットワークの内容に応じて、NetworkLinkタグのname、および、IpAddressタグのaddressを変更してください。

    複数のNICが定義されたL-Serverを隔離する場合は、すべてのNICに検疫ネットワークをつなぐように設定します。

    それぞれのNICに同じネットワークを指定しても問題はありません。

    <?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>
<Resources>
  <LServer name="L-Server名" label="ラベル">
    <NICs>
      <NIC>
        <NICIndex>NIC番号</NICIndex>
        <MacAddress>MACアドレス</MacAddress>
        <NetworkLinks>
          <NetworkLink name="ネットワーク名" index="ネットワークのインデックス">
            <IpAddress auto="IP自動設定" address="IPアドレス"/>
          </NetworkLink>
        </NetworkLinks>
      </NIC>
      *: NICが複数ある場合、NICタグの繰り返し
    </NICs>
  </LServer>
</Resources>
    表2.1 仮想L-Server向け定義情報(XML) 抜粋

    要素名

    説明

    取り得る値、または例

    Network名 (注2、注15)

    (NetworkLink name)

    L-Serverが接続するネットワーク名

    作成済みのネットワークリソース名を指定します。

    • VM種別が"VMware"の場合

      • 構築済みの仮想マシンと関連付けたL-Server、または、本製品で作成したL-Serverの変更の場合

        Network名の変更は、指定されたMACアドレスに対応するNICに対して行われます。そのため、MACアドレスを必ず指定してください。

    ネットワークのインデックス

    (NetworkLink index)

    ネットワークのインデックス

    ネットワークのインデックスとして"0"を指定します。

    L-Serverの仕様変更時は本属性を必ず指定してください。

    MACアドレス

    (MacAddress)

    L-ServerのNICに割り当てるMACアドレス

    • VM種別が"VMware"の場合

      • 構築済みの仮想マシンと関連付けられたL-Server、または、本製品で作成したL-Serverの変更の場合

        Network名およびIPアドレスを変更する場合は、以下の形式で必ず指定してください。

    <MacAddress>XX:XX:XX:XX:XX:XX</MacAddress>

    なお、MACアドレス自体の変更はできません。

    IPアドレス (注2、注15)

    (IpAddress)

    L-Serverに割り当てるIPアドレス

    (省略可)

    以下の方法で指定できます。

    <IpAddress auto="false" address="xxx.xxx.xxx.xxx"/>
    IPアドレスを直接指定します。

    <IpAddress auto="true"/>
    ネットワークリソースに設定してあるアドレス範囲から自動で割り当てられます。
    IpAddressタグを省略した場合も、ネットワークリソースに設定してあるアドレス範囲から自動で割り当てられます。

    • VM種別が"VMware"の場合

      • 構築済みの仮想マシンと関連付けられたL-Server、または、本製品で作成したL-Serverの変更の場合

        IPアドレスの変更は、指定されたMACアドレスに対応するNICに対して行われます。そのため、MACアドレスを必ず指定してください。

    注2) 構成定義だけ作成済み(defined)のL-Serverの変更により、値を変更できます。なお、構成定義だけ作成済みのL-Serverを変更する場合、変更しない情報もすべて記載する必要があります。
    注15) 以下の条件を満たす場合に限り、値を変更できます。
    - L-ServerのVM種別がVMwareの場合
    - 構築済みの仮想マシンと関連付けたL-Server、または、本製品で作成したL-Serverの場合

    参照

    仮想L-Server向け定義情報(XML)の詳細は、以下のマニュアルを参照してください。

    • 「リファレンスガイド (コマンド/XML編) CE」の「15.3.2 仮想L-Server向け定義情報(XML)」

  3. 「2.3.4 ネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリ定義ファイル」で定義したネットワーク変更用XMLファイルの保存ディレクトリにXMLファイルを保存します。XMLファイルのファイル名は以下のようにします。

    quarantine_L-Server名.xml


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