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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 【VMware】検疫ネットワークへの自動隔離機能(仮想L-Server用)使用手引書
FUJITSU Software

2.3.3 隔離対象キーワード定義ファイル

ここでは、隔離対象キーワード定義ファイルについて説明します。

セキュリティリスク検疫ポリシー定義ファイルの"avmgr.corp.action_filter_base"に"ALL_DISABLE"が指定されている、かつ、例外的に隔離するセキュリティリスクを指定する場合に本定義ファイルを作成します。

"avmgr.corp.action_filter_base"に"ALL_DISABLE"が指定されていない場合、本定義ファイルの指定内容は無視されます。

本定義ファイルを編集した後の、本製品のマネージャーのサービス再起動は不要です。

定義ファイルの格納場所
【Windowsマネージャー】

インストールフォルダー\SVROR\Manager\etc\customize_data

参考

上記の格納場所には、定義ファイルのサンプル(avmgr_corp_filter_enable.ja.SJIS.rcxprop.sample)が格納されています。
サンプルを流用する場合、ファイルの内容を変更したあと、ファイル名に含まれる".sample"を削除して配置してください。

定義ファイルの名前

avmgr_corp_filter_enable.ja.SJIS.rcxprop

定義ファイルの書式

改行(CR/LFまたはLF)区切りでキーワードを複数列挙します。

avmgr_corp_filter_enable.ja.SJIS.rcxpropの場合

キーワードに使用できる文字の文字コードはShift-JISです。

キーワード1<改行(CR/LFまたはLF)>
キーワード2<改行(CR/LFまたはLF)>
キーワード3<改行(CR/LFまたはLF)>
...

指定したいずれかのキーワードを含むセキュリティリスクが本製品のマネージャーに通知された場合は、該当する仮想L-Serverを例外的に隔離します。

隔離キーワード<改行(CR/LFまたはLF)>