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ServerView Resource Orchestrator V3.2.0 リリース情報
FUJITSU Software

2.3.12 V3.1.0とV3.0.0の非互換情報

ここでは、V3.1.0とV3.0.0の非互換情報について説明します。


2.3.12.1 メッセージの変更について

変更内容

L-Serverの操作時に出力されるメッセージを変更しました。

なお、コマンドで操作した場合、コマンドを実行したコマンドプロンプトやターミナルにメッセージが出力されます。

対処方法

2.3.12.2 コマンド(rcxadm lserver show)出力結果の変更

変更内容

影響

コマンドの出力結果を、プログラムなどで解析している場合、解析処理が失敗する場合があります。

対処方法

コマンドの出力結果を、プログラムなどで解析している場合は、追加された情報を読み飛ばすなどの対応が必要です。

なお、Text形式の出力結果を解析する場合、行単位で必要な項目を抽出する処理を行う必要がありますが、そのような解析を行っているユーザー環境の場合だけ対応が必要です。


2.3.12.3 ダッシュボード(稼動状況)で表示される日付フォーマットについて

変更内容

ダッシュボード(稼動状況)で表示される日付フォーマットを変更しました。

V3.0では、yyyy/mm/ddの形式でした。

V3.1では、yyyy-mm-ddの形式になりました。

なお、CSVファイルに出力される日付フォーマットも変更しました。

影響

CSVファイルに出力された日付を利用している場合は、処理が失敗する場合があります。

対処方法

CSVファイルに出力された日付を利用している場合は、変更が必要です。

2.3.12.4 ダッシュボード(プール状況)で表示される日付フォーマットについて

変更内容

ダッシュボード(プール状況)で表示される日付フォーマットを変更しました。

V3.0では、yyyy/mm/ddの形式でした。

V3.1では、yyyy-mm-ddの形式になりました。

なお、CSVファイルに出力される日付フォーマットも変更しました。

影響

CSVファイルに出力された日付を利用している場合は、処理が失敗する場合があります。

対処方法

CSVファイルに出力された日付を利用している場合は、変更が必要です。

2.3.12.5 L-Platformの構成変更における、L-Serverテンプレートの設定値について

変更内容

L-Platformの構成変更における、L-Serverテンプレートの設定値の扱いを変更しました。

V3.0では、配備後のL-Platformの構成変更において、以下の設定値が異なるタイプ(L-Serverテンプレート)に変更した場合でも、L-Serverの設定値には反映されませんでした。

V3.1では、配備後のL-Platformの構成変更において、上記の設定値が異なるタイプ(L-Serverテンプレート)に変更した場合、L-Serverの設定値に反映されます。

対処方法

以下の項目の設定値が同一であるL-Serverテンプレートを登録し直してください。

また、サーバのスペック値だけ変更したい場合は、以下の項目の設定値が同一であるサーバのタイプを選択して、L-Platformの構成変更を実施してください。

2.3.12.6 データディスクを含むクローニングイメージを指定したイメージ情報の登録について

変更内容

データディスクを含むクローニングイメージを指定したL-Platformテンプレートのイメージ情報を登録した場合、V3.0では、システムディスクだけの構成でイメージ情報が登録されていました。

V3.1では、データディスクが含まれた構成でイメージ情報が登録されます。

対処方法

2.3.12.7 L-Platform APIでのディスク増設時の最大ディスク数について

変更内容

L-Platform APIから、AttachDiskまたはCreateDiskを利用してディスクを増設する際、サーバに設定された最大ディスク数が0の場合でも、ディスクを1つ増設できていました。

最大ディスク数が0の場合、ディスクを増設できないように修正しました。

対処方法

最大ディスク数を0に設定したイメージ情報を利用して作成したサーバに対し、ディスク増設を期待している場合は、イメージ情報を編集して最大ディスク数を1以上の値に変更してください。