運用管理サーバBで運用する
運用管理サーバAから運用管理サーバBに、自動アクションが引き継がれます。
運用管理サーバBで障害に対処してください。
注意
運用管理サーバAのCPU負荷が高く、滞留している自動アクションが多い場合、運用管理サーバAから運用管理サーバBに引き継がれない自動アクションが発生することがあります。
運用管理サーバAが自動アクションを実行した直後にダウンした場合、ダウン直前に実行した自動アクションは、運用管理サーバBで保留されているため、運用管理サーバBで再度実行されます。
運用管理サーバAを復旧する
運用管理サーバAを復旧し、運用管理サーバBでmpaosdupact(二重化環境におけるアクション復旧コマンド)を実行して、正常運用時のアクションの実行環境に戻します。
ポイント
mpaosdupactコマンドを実行する前に運用管理サーバBがダウンした場合
運用管理サーバAで-fオプションを指定したmpaosdupactコマンドを実行して自動アクションの実行環境を強制復旧します。
強制復旧を行うと、運用管理サーバBでmpaosdupactコマンドを実行した場合と同じように運用管理サーバAでの自動アクションの実行を開始します。
なお、強制復旧後に運用管理サーバBが起動した場合、運用管理サーバAと運用管理サーバBの両方で自動アクションが実行されます。この場合は、運用管理サーバBで、mpaosdupactコマンドを実行することにより、運用管理サーバBでの自動アクションの実行が抑止されます。
運用管理サーバAのダウン中に発生したイベントに対する自動アクションを、復旧後の運用管理サーバAで実行したくない場合
運用管理サーバAにダウン中に発生したすべてのイベントが通知されたことを確認してから、mpaosdupactコマンドを実行します。または、mpstayevtinit(滞留イベント初期化コマンド)で、滞留中のイベントを削除してから、mpaosdupactコマンドを実行します。