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ServerView Resource Orchestrator Cloud Edition V3.2.0 設計ガイド
FUJITSU Software

11.1 サーバ仮想化ソフトウェアの決定

ここでは、サーバ仮想化ソフトウェアの設定値の決定について説明します。


利用するサーバ仮想化ソフトウェアの選択

サーバ仮想化ソフトウェアを選択します。
本製品では、以下のサーバ仮想化ソフトウェアを利用したリソース管理ができます。

サーバ仮想化ソフトウェアごとに利用できる機能

サーバ仮想化ソフトウェアごとに利用できる機能が異なります。

サーバ仮想化ソフトウェアを利用する場合、「付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」を参照してください。

注意

管理対象サーバをマネージャーに登録する場合、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードが必要です。
事前に、管理対象サーバの管理者権限ユーザーのパスワードを設定してください。


サーバ仮想化ソフトウェアによる機能の違い

サーバ仮想化ソフトウェアの種別によって、利用できる機能が異なります。
また、サーバ仮想化ソフトウェアの種別によって、必要なソフトウェアが異なります。「解説書」の「6.1.2.4 必須ソフトウェア」を参照してください。

表11.1 VMホストに関する機能一覧

提供機能

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL5-Xen

監視

○ (注2)

○ (注3)

×

電源操作

×

サーバ切替え・切戻し・継続(バックアップ・リストア方式)

○ (注4、注5)

○ (注6)

○ (注7)

×

×

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(HBA address rename方式)

○ (注6)

○ (注7)

×

×

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(VIOMサーバプロファイル切替え方式)

○ (注6)

×

×

×

×

サーバ切替え・切戻し・継続(ストレージアフィニティ方式)

×

×

×

×

×

○ (注8)

×

×

物理OSとVMゲストで予備サーバを共有(I/O仮想化方式) (注9)

○ (注10)

×

×

×

バックアップ・リストア

○ (注4、注5)

×

×

×

×

クローニング

×

×

×

×

×

×

×

×

×

VMメンテナンスモードの設定/解除 (注11)

○ (注12)

○ (注10)

×

×

×

×

×

VM管理ソフトウェア起動

×

×

×

×

×

×

VMホームポジション

○ (注12、注13)

○ (注12)

×

×

×

ネットワークビューア

○ (注14)

×

×

×

×

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンをVMホストとして管理できます。
注2) リモート管理許可を設定する必要があります。詳細は、「11.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。
注3) ゲストドメイン上にSolarisゾーンを構築した場合、構築したSolarisゾーン上で動作する非大域ゾーンは監視できません。ゲストドメインは1台のVMゲストとして表示されます。
注4) VMware vSphere 4以降は、サポートしていません。
注5) VMware ESXiは、サポートしていません。
注6) VMホスト用のネットワークとVMゲスト用のネットワークを共有させない構成にしてください。詳細は、「11.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。
注7) Citrix XenServer 5.5だけサポートしています。
注8) 物理サーバ上のVMホストに対する操作であるため、SolarisゾーンとしてVMホスト登録しているOVM for SPARCのゲストドメインはサーバ切替えできません。
注9) 物理OSとVMゲストで予備サーバを共有する構成は、I/O仮想化方式を使用した場合だけできます。
注10) プールマスタのCitrix XenServerでは、サポートしていません。
注11) CLIからだけ操作できます。
注12) VM管理製品(System Center Virtual Machine Managerなど)の登録が必要です。
注13) VM管理製品で設定したクラスタ以外に移動したVMゲストは、VMホームポジションで元のVMホストに戻せません。
注14) 標準スイッチを使用している場合だけ結線関係が表示されます。分散仮想スイッチなどの標準スイッチ以外を使用した場合、結線関係は表示されません。


表11.2 VMゲストに関する機能一覧

提供機能

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL5-Xen

監視 (注2)

○ (注3)

○ (注3)

○ (注3、注4)

○ (注3)

×

電源操作 (注3)

○ (注5)

○ (注5)

○ (注5)

×

物理サーバ間の移動

○ (注6、注7)

○ (注6、注7)

○(注7)

○(注7)

○(注7)

×

×

×

○(注7)

VM管理ソフトウェア起動

○ (注8)

×

×

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンを管理できます。Solarisゾーン上で動作する非大域ゾーンはVMゲストとして管理できます。
注2) VMホスト上のVMゲストが自動的に登録されます。また、VMホスト上でVMゲストの作成、変更、削除、移動を行うと、その結果が自動的に反映されます。
注3) 機能により、サーバ仮想化ソフトウェアの設定を行う必要があります。詳細は、「11.2.1 利用する製品別の設定」を参照してください。
注4) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能では、電源OFF状態のVMゲストは登録されません。VMゲストを登録する場合はVMゲストの電源をONにしてください。
注5) サーバ仮想化ソフトウェアの高可用性機能が設定されている場合、エラーになることがあります。詳細は、「11.2.2 利用する製品別の機能」を参照してください。
注6) VM管理製品(VMware vCenter Server、System Center Virtual Machine Managerなど)の登録が必要です。
注7) 異なるストレージ間でVMゲストの移動を行う場合、VM管理製品で行ってください。
注8) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能では、サポートしていません。


以下は、サーバ仮想化ソフトウェアを管理対象サーバにした場合、[リソース詳細]に表示される内容の一覧です。

表11.3 基本情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL5-Xen

サーバ名

×

管理LAN(IPアドレス) (注1)

×

状態

×

種別

×

OS

○ (注2)

×

物理サーバ名 (注1)

×

注1) VMゲストでは表示されません。
注2) Red Hat Enterprise Linux 5 Linux仮想マシン機能のVMゲストでは表示されません。


表11.4 VMホスト情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL5-Xen

VM種別

×

VMソフトウェア名

×

VMソフトウェアVL

×

VMゲスト数

×

VM管理ソフトウェア

×

×

×

×

×

×

×

×

VMゲスト一覧

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンをVMホストとして管理できます。VMホスト情報にSolarisゾーンの内容が表示されます。


表11.5 VMゲスト情報

表示内容

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

Hyper-V

Xen

KVM

Solarisゾーン (注1)

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL5-Xen

VM種別

×

VMホスト名

×

×

×

×

×

VM名

×

VM管理ソフトウェア

×

×

×

×

×

×

×

×

注1) OVM for SPARCのゲストドメインをVMホストとして登録した場合、ゲストドメイン上に構築したSolarisゾーンを管理できます。VMゲスト情報にSolarisゾーン上で動作する非大域ゾーンの内容が表示されます。


表11.6 サーバ仮想化ソフトウェアによる機能の違い

機能

サーバ仮想化ソフトウェア

VMware

(注1)

Hyper-V

(注2)

Xen

RHEL-KVM

Solarisゾーン

OVM for SPARC

OVM for x86 2.2

(注4)

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

(注3)

RHEL5-Xen

Solaris10

Solaris11

仮想L-Serverの作成

○ (注5、注6)

△ (注7)

○ (注8、注9)

△ (注7)

○ (注5、注6)

ゲストOSカスタマイズ (注10)

Windows

○ (注11)

×

×

×

×

×

○ (注11)

Linux

×

×

×

×

×

×

○ (注11)

Solaris

×

×

×

×

×

×

×

構築済みの仮想マシンとL-Serverの、関連付けと解除

×

×

×

L-Platformへの取り込み (注12)

×

×

変更

仕様変更、基本情報の変更

○ (注13)

△ (注7)

○ (注8、注9)

△ (注7)

ディスクの増設と削減

○ (注6、注13)

×

○ (注14)

△ (注7)

○ (注6)

ディスク容量拡張

×

×

×

×

×

×

×

×

L-Server間におけるディスクの共有

×

×

×

○ (注15)

×

×

×

×

×

×

ネットワークリソースの設定変更 (注16)

NICの追加と削除(L-Serverが"定義済み"状態の場合)

×

×

×

NICの追加と削除(L-Serverが"リソース未割当て/リソース割当て済み"状態の場合)

○ (注17)

×

○ (注17)

○ (注17)

○ (注17)

○ (注17)

○ (注17)

L-Serverのコンソールの利用

×

×

×

×

×

×

×

×

L-Serverの削除

△ (注7)

○ (注8、注9)

△ (注7)

仮想L-Serverのクローニングイメージ

採取、登録、削除

△ (注18)

○ (注18)

△ (注18)

表示、登録解除

スナップショット

採取、削除、リストア

○ (注13)

×

○ (注19)

×

×

×

×

×

L-ServerのVMホスト間の移動(マイグレーション)

△ (注7、注20)

×

△ (注7)

L-Serverへのリソースの割当てと解放(注21)

サーバ切替え

○ (注22)

○ (注22)

×

○ (注23、注24)

○ (注23)

×

×

×

ダッシュボード

プール状況

稼動状況

×

×

キャパシティプランニング

○: サポート
△: サーバ管理製品を登録することで実現します。
×: 未サポート

注1) VMゲストとVMホストの管理のため、VMware vCenter Serverが必要です。
注2) VMゲストとVMホストの管理のため、以下のソフトウェアが必要です。

注3) XenServer 6.0以降の場合にサポートします。
注4) VMゲストとVMホストの管理のため、Oracle VM Managerが必要です。
注5) イメージを指定したL-Serverの作成だけサポートしています。
注6) RDMのディスクは指定できません。
注7) BMC BladeLogic Server AutomationおよびBMC BladeLogic Server Automation Consoleが必要です。
注8) VMホストのバージョンがSolaris11 11/11の場合、操作または変更できません。
注9) OVM for SPARCのゲストドメイン上にVMホストを構築した構成だけサポートします。
注10) カスタマイズ可能なゲストOS種別の詳細は、VM製品によって異なります。
注11) Windowsマネージャーだけ、ゲストOSカスタマイズ機能をサポートします。
注12) L-Platformに取込む条件については、「運用ガイド CE」の「7.2.3.2 L-Serverの取り込み」を参照してください。
注13) 仮想L-Serverが電源ONの場合の操作は、未サポートです。
注14) ディスクの増設だけサポートしています。
注15) 共有できるディスクの前提条件は、「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.2.4 L-Server間におけるディスクの共有」を参照してください。
注16) 仮想L-ServerのIPアドレスおよびネットワークリソース変更は、"定義済み"状態だけできます。
注17) NICの追加または削除はできません。NIC定義だけ追加または削除ができます。
注18) クローニングイメージの登録だけできます。
注19) NAS環境の場合だけ利用できます。
注20) サーバ切替えと排他的な関係の機能です。
注21) 構築済みの仮想マシンとL-Serverの関連付けを行った際の定義ファイルの値が、L-Serverに取り込まれます。
注22) VIOMサーバプロファイル切替え方式によるサーバ切替えを利用する場合、ServerView Virtual-IO Managerが必要です。
注23) ストレージアフィニティ切替え方式によるサーバ切替えを利用する場合、ETERNUS SF Storage Cruiserが必要です。
注24) L-ServerのVMホスト間の移動(マイグレーション)と排他的な関係の機能です。


ゲストOSカスタマイズ

OSのイメージを指定して仮想L-Serverを作成した場合、指定した値をOSのプロパティに設定できます。
ゲストOSカスタマイズの対象項目は、以下のとおりです。

表11.7 ゲストOSカスタマイズ

項目

VMware

Hyper-V

Xen

RHEL-KVM

Solarisゾーン

OVM for SPARC

OVM for x86 3.x

Citrix XenServer

RHEL-Xen

Solaris 10

Solaris 11

Windows

Linux

Windows

Windows

Linux

Windows

Linux

Solaris

Solaris

Solaris

Windows

Linux

ホスト名・コンピュータ名 (注1)

ドメイン名 (注1)

×

×

×

×

DNS検索パス (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

フルネーム (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

組織名 (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

製品キー (注1)

×

×

×

×

×

×

×

ライセンスモード (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

最大接続数 (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

管理者ユーザー名 (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

管理者パスワード (注1)

×

×

×

×

Root役割パスワード

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

ハードウェア時計設定 (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

タイムゾーン (注1)

×

×

×

システムロケール (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

IPアドレス (注2)

デフォルトゲートウェイ (注2)

サブネットマスク (注2)

DNSサーバ (注1)

×

×

×

×

×

Active Directoryへの参加 (注1)

×

×

×

×

×

×

×

×

×

×

注1) 詳細は、「導入ガイド CE」の「第8章 仮想L-Server作成のための設定」の各種サーバ仮想化ソフトウェアの記事を参照してください。
注2) 選択したネットワークリソースから自動的に払い出された値を設定します。


各サーバ仮想化ソフトウェアの機能により実現している本製品の機能

各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を利用して実現している本製品の機能は以下のとおりです。

表11.8 各サーバ仮想化の機能を利用して実現している本製品の機能一覧

本製品の機能

VMwareの機能

Hyper-Vの機能

Citrix XenServerの機能

RHEL5-Xenの機能

RHEL-KVMの機能

Solarisゾーンの機能

OVM for SPARCの機能

OVM for x86 2.2の機能

OVM for x86 3.xの機能

参照先

L-Serverの電源操作

VMゲストの電源制御

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.1 電源操作」を参照してください。

ゲストOSカスタマイズ

Windows

ゲストOSのカスタマイズ

ゲストOSのカスタマイズ

-

-

-

-

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.5 [OS]タブ」を参照してください。

Linux

ゲストOSのカスタマイズ

-

-

-

-

-

Solaris

-

-

-

-

-

-

-

L-Serverのクローニングイメージ

テンプレート

テンプレート

BladeLogicの仮想ゲストパッケージ (Solaris 10) / ○ (Solaris 11)

BladeLogicのシステムパッケージ

テンプレート

テンプレート

付録E 仮想L-Server作成のための事前準備」の利用するサーバ仮想化ソフトウェアのセットアップを参照してください。

L-Serverのスナップショット

スナップショット

チェックポイント

スナップショット

-

スナップショット

-

-

-

-

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.6 スナップショットとバックアップ・リストア」を参照してください。

VMホストのメンテナンスモード

メンテナンスモード

メンテナンスモード

-

-

-

-

メンテナンスモード

メンテナンスモード

「操作ガイド VE」の「15.2 VMホストのVMメンテナンスモードの設定」を参照してください。

L-ServerのVMホスト間の移動(マイグレーション)

マイグレーション

クラスタを利用しての移行

マイグレーション

マイグレーション

マイグレーション

マイグレーション

マイグレーション

マイグレーション

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.7 VMホスト間の移動(マイグレーション)」を参照してください。

オーバーコミット(CPU)

予約/制限/シェア

予約/限度/相対的な重み

-

-

【VMware】
「導入ガイド CE」の「8.2.11 オーバーコミット」を参照してください。

【Hyper-V】
「導入ガイド CE」の「8.3.12 オーバーコミット」を参照してください。

【KVM】
「導入ガイド CE」の「8.6.10 オーバーコミット」を参照してください。

【Solarisゾーン】
「導入ガイド CE」の「8.7.11 オーバーコミット」を参照してください。

【OVM for SPARC】
「導入ガイド CE」の「8.8.9 オーバーコミット」を参照してください。

【Citrix Xen】
「導入ガイド CE」の「8.9.11 オーバーコミット」を参照してください。

【OVM for x86 3.x】
「導入ガイド CE」の「8.10.11 オーバーコミット」を参照してください。

オーバーコミット(メモリ)

予約/制限/シェア

Dynamic Memory

-

-

【VMware】
「導入ガイド CE」の「8.2.11 オーバーコミット」を参照してください。

【Hyper-V】
「導入ガイド CE」の「8.3.12 オーバーコミット」を参照してください。

【KVM】
「導入ガイド CE」の「8.6.10 オーバーコミット」を参照してください。

【Solarisゾーン】
「導入ガイド CE」の「8.7.11 オーバーコミット」を参照してください。

【OVM for SPARC】
「導入ガイド CE」の「8.8.9 オーバーコミット」を参照してください。

【Citrix Xen】
「導入ガイド CE」の「8.9.11 オーバーコミット」を参照してください。

【OVM for x86 3.x】
「導入ガイド CE」の「8.10.11 オーバーコミット」を参照してください。

サーバ冗長化

VMware HAが有効なクラスタへの配備

MSFC上への配備

高可用性機能(HA)が有効なリソースプールへの配備

-

-

高可用性が有効なサーバプールへの配備

高可用性が有効なサーバプールへの配備

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。

生存監視

VMware HAクラスタの仮想マシンとアプリケーションの監視

MSFCのハートビート

-

-

-

-

-

-

-

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「16.3.2 [サーバ]タブ」を参照してください。

シンプロビジョニング

シンプロビジョニング

容量可変の仮想ハードディスク

-

(注1)

-

qcow2フォーマットのスパースファイルの割り当て

- (Solaris10) / zfs (Solaris11)

-

-

スパースアロケーション

10.1.1 ストレージの割当て」を参照してください。

コンソール接続

vSphere Web Clientのコンソール接続機能/VMware Remote Console Plug-in

SCVMM管理者コンソールのコンソール接続機能

-

-

-

-

-

-

-

「操作ガイド インフラ管理者編 (リソース管理) CE」の「17.3 コンソールの利用」を参照してください。

機能名: 本製品で利用する機能名
○: サーバ仮想化ソフトウェアの機能を利用せず提供する機能
-: 本製品で提供していない機能

(注1) 本製品では、シンプロビジョニングの設定はできません。シンプロビジョニングの設定はXenServerのストレージリポジトリ(SR)の設定に従います。


各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を直接操作/運用してはいけない機能

各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を直接操作/運用してはいけない機能は以下のとおりです。

表11.9 各サーバ仮想化ソフトウェアの機能を直接操作/運用してはいけない機能一覧

サーバ仮想化ソフトウェア

本製品と併用することをサポートしていない機能

VMware vSphere 4.0
VMware vSphere 4.1
VMware vSphere 5.0
VMware vSphere 5.1
VMware vSphere 5.5
VMware vSphere 6.0

VMwareの標準機能である仮想スイッチ以外
(Cisco Nexus 1000V等は未サポート)

VMware vSphere 5.5
VMware vSphere 6.0

vSphere Flash Read Cache

Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2
Microsoft(R) System Center 2012 Virtual Machine Manager
Microsoft(R) System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager

バーチャルマシンのライブラリに保管

以下は Microsoft(R) System Center Virtual Machine Manager 2008 R2 SP1以降で併用がサポートされます。

  • 記憶域の移行

  • バーチャルマシンの保存先を変更しての移行

【Hyper-V】
SCVMMでは、VMware ESXおよびCitrix(R) XenServer(R)を管理できますが、本製品からSCVMMを経由した場合、Hyper-VのVMホストだけ管理できます。