管理するネットワーク機器に対して、以下の設定項目を決定します。
ログイン名
半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された64文字以内の文字列です。
パスワード
ダブルクォーテーション( " )を除く、半角英数字(大文字/小文字)と記号がASCII文字(0x20、0x21および0x23~0x7e)で構成された80文字以内の文字列です。
特権管理者パスワード
ダブルクォーテーション( " )を除く、半角英数字(大文字/小文字)と記号がASCII文字(0x20、0x21および0x23~0x7e)で構成された80文字以内の文字列です。
SNMPコミュニティー名
半角英数字(大文字/小文字)、アンダースコア("_")およびハイフン("-")で構成された32文字以内の文字列です。
SNMPトラップ送信先
管理サーバの管理用IPアドレスを設定します。
注意
使用するネットワーク機器によっては、SNMPトラップの送信先を設定することで、ネットワーク機器に対するSNMPアクセスが制限される場合があります。
PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2のConverged Fabricモード、かつファブリック仮想代表IPアドレスを指定し、LANスイッチブレードの登録をした場合、SNMPトラップを受け取ることができません。
マネージャーをクラスタで運用して、このようなネットワーク機器を管理対象にする場合、SNMPトラップの送信先としてプライマリーノードとセカンダリノードの物理IPアドレスをそれぞれ設定してください。
また、ネットワーク機器に送信元IPアドレスによってアクセス制限を行う場合、SNMPトラップの送信先と同様にプライマリーノードとセカンダリノードの物理IPアドレスをそれぞれ設定してください。
詳細は、使用するネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
参考
設定できる文字の種類と文字数は、ネットワーク機器によって異なります。
詳細は、使用するネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
管理対象サーバ(PRIMERGY BXシリーズ)と隣接するLANスイッチとの接続関係(トポロジ)をネットワークビューアで表示する場合、接続関係を自動検出するため、LANスイッチブレードとネットワーク機器に以下の設定が必要です。
LLDP(Link layer Discovery Protocol)
CDP(Cisco Discovery Protocol)
なお、以下のLANスイッチブレードにおいてリンクアグリゲーション設定したポートに対してVLAN設定を行う場合、その装置に対して以下の設定を行ってください。
LANスイッチブレード
PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8
PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2(スイッチモード、エンドホストモード)
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/12
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 18/6
設定
LLDP
なお、LLDPの設定の際、[VLAN名称情報]は無効に設定してください。その他の項目は有効に設定してください。
LANスイッチブレードPY CB 10Gb FEX Nexus B22の場合、LANスイッチブレードにVLAN設定を行えないため、以下の機能は使用できません。事前にLANスイッチブレードPY CB 10Gb FEX Nexus B22に接続されたNexus 5000 seriesからVLANを手動で設定してください。
LANスイッチブレードのVLAN設定と変更(内部接続ポート、外部接続ポート)
LANスイッチブレードのリストア
注意
隣接するネットワーク機器間は、同じプロトコルの設定が必要です。
詳細は、使用するネットワーク機器のマニュアルを参照してください。
なお、LLDP、CDPに対応していないLANスイッチブレードに接続するネットワーク機器は、対応しているプロトコルを設定してください。
IBPモードに設定されているLANスイッチブレードとそれに接続するネットワーク機器の接続関係を自動検出できません。
以下のLANスイッチブレードの接続関係を自動検出するために、その装置に対して以下の設定値を一致させてください。
LANスイッチブレード
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/12
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 36/8+2
PY CB Eth Switch/IBP 1Gb 18/6
設定値
hostnameコマンドによるホスト名
snmp-server sysnameコマンドによるシステム名
例
swb1で一致させる場合
# hostname swb1
# snmp-server sysname swb1
以下のLANスイッチブレードの接続関係を自動検出するために、その装置に対して以下の設定を行ってください。
LANスイッチブレード
PY CB Eth Switch/IBP 10Gb 18/8
PY CB Eth Switch 10/40Gb 18/8+2(スイッチモード、エンドホストモード)
設定
snmp agent addressコマンドでエージェントアドレスにLANスイッチブレードの管理IPアドレスを設定する。
登録しているネットワーク機器のシステム名(sysName)と重複するシステム名を持つ別のネットワーク機器が存在する場合、接続関係を正しく表示できないことがあります。