ここでは、管理LANで設定する各装置のIPアドレスについて説明します。
管理サーバの管理用IPアドレス
管理対象サーバと通信するNIC(IPアドレス)を決定します。
このIPアドレスはマネージャーのインストール時に設定します。
なお、クライアントからは管理サーバのOS上に定義されている管理用IPアドレス以外のIPアドレスを経由して、マネージャーにアクセスできます。
管理対象サーバの管理用IPアドレス
管理サーバと通信するIPアドレスです。
管理対象サーバを登録する際に指定します。
管理対象サーバの登録については、「操作ガイド VE」の「7.3.2 ブレードサーバの登録」または「7.4.1 ラックマウント型サーバとタワー型サーバの登録」を参照してください。
予備サーバとして登録する場合でも、ほかの管理対象サーバと重複しない個別のIPアドレスを割り当ててください。
管理サーバと別サブネットに配置する場合、管理サーバと通信できるようにルーティング、ゲートウェイなどの設定を行ってください。
その他ハードウェアの管理用IPアドレス
管理サーバと別サブネットに配置する場合、管理サーバと通信できるようにルーティング、ゲートウェイなどの設定を行ってください。
LANスイッチブレード
サーバ管理装置
電力監視デバイスなど
Converged Fabricモードで動作するLANスイッチブレードを使用する場合、ファブリック仮想代表IPアドレスまたはドメイン仮想代表IPアドレスとは別のサブネットになるように、管理用IPアドレスを設定してください。
参考
本製品で扱えるネットワークのサブネットマスクの最大値は255.255.255.255(32bit mask)です。
また、最小値は255.255.0.0(16bit mask)です。ただし、255.255.255.254は扱えません。
本製品に以下の製品と装置を登録する場合、管理用IPアドレスを決定する必要があります。このIPアドレスは、管理LANと異なるサブネットのIPアドレスを使用できます。
VM管理製品
VM管理製品がインストールされたサーバのIPアドレスです。
LANスイッチブレード以外のLANスイッチ
管理対象サーバ(PRIMERGY BXシリーズ)と隣接するLANスイッチとの接続関係(トポロジ)をネットワークビューアで表示する場合、管理サーバが隣接LANスイッチと通信するための管理用IPアドレスです。