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ServerView Resource Orchestrator Express/Virtual Edition V3.2.0 設計ガイド
FUJITSU Software

第5章 ユーザーアカウントの決定

本章では、本製品のユーザーアカウントについて説明します。

本製品の利用者を管理することで、一般ユーザーによる操作ミスを防止し、システムを安定運用できます。

ユーザーアカウントには、以下の利用者種別があります。

表5.1 利用者種別

利用者種別

権限レベル

説明

特権ユーザー

特権管理

リソースに対してすべての操作が行えます。

一般ユーザー

監視

リソースに対して参照操作だけ行えます。

特権ユーザーのユーザーアカウントは必ず設定してください。一般ユーザーのユーザーアカウントについては運用方法に合わせて設定してください。

ユーザーアカウントは、以下の情報で構成されています。

本製品のユーザーアカウントは、管理サーバのOSで設定されるユーザーアカウントとは異なります。

本製品のユーザーアカウントが実行できる機能については、「操作ガイド VE」の「A.2.1 メニュー一覧」を参照してください。

ーザアカウントの決定

ユーザーアカウントには、以下の利用者種別があります。

ユーザーアカウントが実行できるメニューについては、「操作ガイド VE」の「A.2.1 メニュー一覧」を参照してください。

ユーザーアカウントの条件

本製品上に作成するユーザーアカウントについて以下の項目を設定します。

ユーザーID

先頭文字を英字とし、半角英数字、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
シングルサインオンで利用するディレクトリサービスにServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスを使用する場合、ディレクトリサービス内でユーザーID(uid属性値)は一意である必要があります。

パスワード(パスワードの確認入力)
  • シングルサインオンを利用する場合

    半角英数字と記号で構成された8~64文字の文字列を入力します。

  • シングルサインオンを利用しない場合

    半角英数字と記号で構成された16文字以内の文字列を入力します。

権限レベル

[特権管理]または[監視]を選択します。特権ユーザーは必ず存在する必要があります。