本章では、本製品のユーザーアカウントについて説明します。
概要
本製品の利用者を管理することで、一般ユーザーによる操作ミスを防止し、システムを安定運用できます。
ユーザーアカウントには、以下の利用者種別があります。
利用者種別 | 権限レベル | 説明 |
---|---|---|
特権ユーザー | 特権管理 | リソースに対してすべての操作が行えます。 |
一般ユーザー | 監視 | リソースに対して参照操作だけ行えます。 |
特権ユーザーのユーザーアカウントは必ず設定してください。一般ユーザーのユーザーアカウントについては運用方法に合わせて設定してください。
ユーザーアカウントは、以下の情報で構成されています。
ユーザー名
パスワード
管理者の権限レベル([特権管理]または[監視])
本製品のユーザーアカウントは、管理サーバのOSで設定されるユーザーアカウントとは異なります。
本製品のユーザーアカウントが実行できる機能については、「操作ガイド VE」の「A.2.1 メニュー一覧」を参照してください。
ユーザーアカウントの決定
ユーザーアカウントには、以下の利用者種別があります。
特権ユーザー
リソースに対してすべての操作が実行できます。
一般ユーザー
リソースに対して参照操作だけ実行できます。
ユーザーアカウントが実行できるメニューについては、「操作ガイド VE」の「A.2.1 メニュー一覧」を参照してください。
ユーザーアカウントの条件
本製品上に作成するユーザーアカウントについて以下の項目を設定します。
先頭文字を英字とし、半角英数字、アンダースコア("_")、ハイフン("-")およびピリオド(".")で構成された32文字以内の文字列を入力します。
シングルサインオンで利用するディレクトリサービスにServerView Operations Manager同梱ディレクトリサービスを使用する場合、ディレクトリサービス内でユーザーID(uid属性値)は一意である必要があります。
シングルサインオンを利用する場合
半角英数字と記号で構成された8~64文字の文字列を入力します。
シングルサインオンを利用しない場合
半角英数字と記号で構成された16文字以内の文字列を入力します。
[特権管理]または[監視]を選択します。特権ユーザーは必ず存在する必要があります。