名前
【Windowsマネージャー】
インストールフォルダー\RCXCTMG\Charging\bin\currencyset - 通貨単位の設定
【Linuxマネージャー】
/opt/FJSVctchg/bin/currencyset.sh - 通貨単位の設定
形式
【Windowsマネージャー】
currencyset {通貨コード | -f 通貨情報出力ファイル | -reset}
【Linuxマネージャー】
currencyset.sh {通貨コード | -f 通貨情報出力ファイル | -reset}
機能説明
通貨コードを指定して、通貨単位を設定します。
-fオプションと出力ファイル名を指定して、設定された通貨単位の情報をファイルに出力します。
-resetオプションを指定して、通貨単位の設定を初期状態に戻します。
注意
マネージャーを停止した後、本コマンドで通貨単位の設定を変更してください。
課金運用を始めたあとに、設定を変更しないでください。
オプション
通貨コードには、ISO 4217通貨コード(3文字の英字)を指定します。
通貨コードおよび通貨単位の情報の例を以下に記載します。これら以外のISO 4217通貨コードも指定可能です。
通貨コード | 通貨単位 | 通貨記号 | 小数点以下の桁数 |
---|---|---|---|
USD | 米ドル | $ | 2 |
JPY | 円 | ¥ | 0 |
EUR | ユーロ | EUR | 2 |
SGD | シンガポールドル | S$ | 2 |
ポイント
小数点以下の桁数について
概算料金の表示および利用料金計算では、設定した通貨単位の小数点以下の桁数まで料金が表示されます。また、設定した通貨単位の小数点以下の桁数によって、課金情報ファイルで指定する単価の単位が変わります。
課金情報ファイルの詳細については、「運用ガイド CE」の「15.2.2 課金情報ファイルの書式」を参照してください。
設定された通貨の情報をファイルに出力します。文字コードはUTF-8です。
出力ファイルの内容は以下のとおりです。
currency.code = 通貨コード currency.symbol = 通貨記号 currency.fraction.digits = 小数点以下の桁数
同名のファイルが存在する場合、コマンドはエラーになります。通貨情報出力ファイルには、存在しないファイル名を指定してください。
通貨単位の設定を初期状態(JPY)に戻します。
必要な権限・実行環境
OSの管理者権限をもつインフラ管理者
管理サーバ
使用例
> currencyset EUR > currencyset -f currencyinfo.txt > currencyset -reset
# currencyset.sh EUR # currencyset.sh -f currencyinfo.txt # currencyset.sh -reset
終了ステータス
以下の終了ステータスが返されます。
正常に処理されました。
エラーが発生しました。